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赤ちゃんだってツラいよ… “ミルクぬる燗”片手に赤ちゃんが集う屋台? 今夜は「離乳食」の話題に花が咲く【書評】

  • 2026.4.16

【漫画】本編を読む

泣くことでしか意思表示できない赤ちゃんに、悩まされない親はいないだろう。しかし実は、赤ちゃんたちも言葉が通じないことをもどかしく思っているのかも……。漫画『屋台ヤケミルク』(はみだしみゆき)では、そんな赤ちゃんたちが夜な夜な屋台に集まって「ミルクぬる燗」を片手に語り合っている。

同作に登場する「屋台ヤケミルク」とは、赤ちゃんの、赤ちゃんによる、赤ちゃんのための屋台。今夜もベビー服に身を包んだかわいらしい客が足を運ぶ。

慣れた口調で「ミルク200ミリ ぬる燗」を注文したのは常連のひとり、のんちゃんだ。この日は同じ常連のモモコ、そして大将を交えて「離乳食期」の話題に花が咲いた。

一口に「離乳食期」と言っても「モグモグ期」「ゴックン期」など、細かいステップが存在する。のんちゃんはまだゴックン期で、ミルク以外の味に慣れず離乳食を残しがち。申し訳ない気持ちとぬる燗の力が重なり、思わず「ごめんよママ」と泣き出してしまう。

一方でモモコは、一歩進んだモグモグ期。納豆も経験済みで、「大人の味よ」と得意げに語ってみせた。ちなみに大将はさらに進んだ「カミカミ期」の真っ最中で、若いふたりの会話を「そんなときもあったな」と静かに見守っている。

離乳食が思うように進まないのは、多くの親が経験した悩みのひとつだろう。時間をかけて作った離乳食に口すら付けてもらえなかったり、なかなか思うように進まず不安になることもあるが、赤ちゃんも裏でこんなことを考えているかもと想像すると、親として少しだけ心が和らぐ。

文=ハララ書房

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