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“花火の中” に用意された斬新なダイニング。【リゾナーレ熱海】の会席料理で旬の魚介を堪能する

  • 2026.4.12

星野リゾートが運営するリゾートホテル【リゾナーレ熱海】の夕食は、2026年2月にリニューアルした「スタジオビュッフェ もぐもく」と、「和食ダイニング 花火」での会席料理から選べます。ここでは金目鯛やサザエなどの魚介を楽しめる会席料理を紹介します。

|花火の中!でいただく会席料理

熱海海上花火大会をモチーフにしたダイニングで、サザエや金目鯛など静岡の魚介を中心に旬の味覚を満喫できる会席料理を味わいます。

“花火の中” に用意された斬新なダイニング。【リゾナーレ熱海】の会席料理で旬の魚介を堪能する

▲その名のとおり花火をイメージしたダイニング

夜空を思わせる深い青色の壁に、星が尾を引きながら放物線を描いて開く冠(かむろ)または冠菊(かむろぎく)と呼ばれる花火をイメージしたドーム型の半個室が点在。テーブルが花火の中にある斬新な空間で食事を楽しめます。

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▲三世代やグループで楽しめる個室

こちらの壁には古くから浜名湖周辺で行われてきた勇壮な手筒花火の装飾がほどこされ、大小の冠菊をかたどった照明が室内にリズムを演出。グループなどでの利用におすすめです。

|会席料理のはじまり。先付と煮物椀

日本酒は地元で飲むのが一番。料理を通じて御殿場と由比にある二つの蔵を試しながら、まずはじめに先付と、続いて煮物椀をいただきました。

食事が始まる前に地酒を選びました。ひとつは休眠状態だった御前崎の石川酒造が2024年に御殿場で復活した「榮 純米大吟醸」で、富士山の伏流水と静岡県限定の酒米 “誉富士” を使いフルーティーな甘みが際立ちます。もう一杯は大正元年(1912年)に由比で創業した神沢川酒造場の「正雪(しょうせつ) 純米吟醸」で、50%まで磨いた兵庫県産の山田錦を蔵のすぐ横を流れる神沢川の水で仕込んだ、フルーティでスッキリとしたお酒です。

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▲静岡県の地酒を注文しました

はじめは静岡県らしくさざえの身や肝などを使った冷製の料理で、器の底にある肝を混ぜていただきます。出汁と肝の深い味わいと、さっぱりとした風味の一品です。

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▲先付け「さざえの磯香蒸し」

油揚げで巻いた焼穴子と牛蒡を蒸しあげて、鰹出汁の効いた上品な煮物椀に相上げています。旨味のある穴子に、清涼感のあるミョウガを飾ったワンポイント。上品なお出汁と多彩な味わいを楽しめました。

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▲煮物椀「焼穴子と牛蒡の信田巻」

|“熱海の海” がテーマの宝楽盛り

穏やかに波立つ熱海の海を思わせる木彫りのトレーを、八寸やお造りを乗せた錫の船が横切る「宝楽盛り」の華やかさ。相模湾を軽やかに疾走する優雅な帆船をイメージしています。

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▲熱海の海を演出する「宝楽盛り」

彩りも美しい5品が並ぶ八寸。「山くらげ胡麻よごし」はコリコリとした食感と梅肉でさっぱりした味わいは、お酒のアテにぴったりです。「胡麻豆腐香煎揚げ」はふわっと柔らかな胡麻豆腐で、表面にサクサクと歯応えのいい海老の風味の衣をまう春を感じる一品。彩りのいい利休南瓜や人参松風、合鴨ロースも並びます。

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▲味の違いを楽しめる八寸

この日のお造りは右から鯵、金目鯛、ボタン海老。淡泊な味の金目鯛とボタン海老には、かつおぶし、梅干し、日本酒などを煮詰めた「入り酒」を付けて素材の味を楽しみました。酢の物の「イカの海苔酢和え」は、モチっとしたイカの食感にほんのり酸味が効いていてお酒が進む一品です。

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▲「お造り」と「イカの海苔酢和え」

|揚げ物と蓋物では野菜の味を満喫

宝楽盛りの後は揚げ物と蓋物が続きます。野菜の天婦羅はシンプルに、蓋物は出汁とともに味わえますが、どちらも野菜の味をダイレクトに感じられる味付けです。

揚げ物には抹茶塩を用意。桜の開花に合わせていただくことが多いタラの芽は、朗らかな苦味が春の訪れを告げる味。スナップエンドウはサクサクと歯応えがよく、とてもジューシー。大きな大黒しめじは濃厚な旨味が口の中に広がりました。

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▲「野菜天婦羅取り合わせ」

モチ米で穴子や干しシイタケ、枝豆を包んだ「宝きび餅」。モッチリとしたきび餅を出汁の効いたトロトロの餡に絡めながらいただきました。しいたけの旨味や枝豆の食感、わずかに添えたわさびの風味が口の中で入れ替わる多彩な味を楽しめます。

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▲様々な風味が楽しい「宝きび餅」

|しゃぶしゃぶで素材の味を堪能する

メインのお料理は「金目鯛と牛、旬野菜のしゃぶしゃぶ」です。平塚に窯を構える陶芸作家伊集院真理子氏の土鍋は熱海の海をイメージ。力強い手わざを感じられる造詣と、深く鮮やかな青が見事です。

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▲「金目鯛と牛、旬野菜のしゃぶしゃぶ」

3種類の出汁は個性派ぞろい。奥が旬野菜におすすめの「昆布だし」、魚介出汁に刻んだ生姜がアクセントの「うしお出汁」、ドンコしいたけの出汁にトマトが入った「どんこ出汁」。このほかおろししょうがも用意され、味変も楽しめます。

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▲牛肉や金目鯛のしゃぶしゃぶにテンションが上がります

大きく切り分けた牛肉は、「どんこ出汁」にくぐらせます。肉の旨みと澄んだ脂の甘み、奥深い出汁の味わいとが口いっぱいに広がりました。

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▲牛肉と「どんこ出汁」の旨味が重なります

伊豆といえば金目鯛。足が早く地元で食べる代表的なお魚で、煮つけのイメージが強いですが、特に新鮮さ重視のしゃぶしゃぶは旅先だからこそ口にできる逸品です。魚介を使った「うしお出汁」にくぐらせると、脂がのって甘みも感じる金目鯛が、さっぱりしつつも深い味わいに。ご飯と共に満喫ました。

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▲金目鯛のしゃぶしゃぶは価値ある逸品

デザートはパンナコッタに冷たいメロンのスープをかけた一品。口に運ぶと、メロンそのものが口いっぱいに広がったような濃厚な味わいに驚きました。温かいほうじ茶は香ばしく、口の中をさっぱりとリセット。穏やかな熱海の海を思わせる、会席料理の余韻を楽しめます。

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▲メロン感がいっぱいに広がる「メロンのスープとパンナコッタ」

まるで花火に囲まれて食事をしているような【リゾナーレ熱海】の会席料理。サザエや穴子、旬のお造りや伊豆だからこその金目鯛など、様々な味付けで海の幸を堪能。素材の風味を活かした脇役の野菜たちも、心して味わいたい美味しさです。熱海の旬を思う存分味わってみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:リゾナーレ熱海 https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonareatami/>

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