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美容室での自撮り&動画撮影はどこまでOK?美容師が教える“実は困る”NGマナーとは

  • 2026.4.11
美容室内での自撮り行為は迷惑?(画像はイメージ)
美容室内での自撮り行為は迷惑?(画像はイメージ)

美容室に行くと、カットの最中やカット後に自分のヘアスタイルを撮影している人がいます。中にはSNSの映えを優先するあまり、店のスタッフや他の利用客が写り込んでしまうことがあるようですが、周囲への配慮が欠けてしまうこうした行為に対し、美容師はどのように感じているのでしょうか。SNS投稿時に担当の美容師の名前を公表しても問題ないかも含め、撮影時の注意点について、美容室「Grace Avenue」(東京都港区)サロンマネジャーで美容師の原木佳祐さんに聞きました。

店内撮影は肖像権侵害のリスクも

Q.美容室で自分のカットの仕上がりを撮る際、鏡越しに他の客やスタッフの顔が写り込んでしまうのは、マナー的にどこまで許容されますか。

原木さん「仕上がりを撮影するときになるべく配慮するようにしていても、鏡越しに撮影するとどうしても他のお客さまやスタッフが偶然写り込んでしまうことがありますよね。写り込むこと自体がすぐに違法になるというわけではありませんが、顔が識別できる形での撮影や写真の公開は肖像権の侵害になってしまう可能性があるでしょう。

顔が写り込んでいる画像を使用する際は、ぼかしなどの加工を活用するか、公開自体を控えるのがマナーとしては望ましいと思います。周囲への配慮を優先した撮影をしていただけるとうれしいです」

Q.近年、施術中に動画を撮影する人がいます。美容師にとって、手元をずっと撮られるのはプレッシャーや作業の邪魔になりますか。

原木さん「美容師によって個人差はあると思いますが、手元だけを撮影されること自体が大きなプレッシャーになるケースはそれほど多くありません。一方で、全身や姿が映る形で撮影をされる方が緊張する美容師が多いと思います。美容師はモデルのように常に人から見られることを前提として仕事をしているわけではないため、姿勢や表情まで映る撮影だと少なからず意識してしまうかもしれません。

また、長時間の撮影は施術の妨げになるケースもあるため、短時間の撮影にとどめたり、事前に確認を取ったりするなどの配慮をしていただけると助かります」

Q.SNSに投稿する際、店のタグ付けや担当者の名前を出すことは、店にとって「うれしい宣伝」ですか。それとも「無断掲載」として困るものですか。

原木さん「店のタグ付けや担当者の名前を出すといった行動は、応援や紹介の意味合いが強いですし、実際にSNS経由で店を知ってもらい、新しいお客さまの来店につながることもあります。そのため、基本的にはありがたいですし、うれしいことがほとんどです。

しかし、SNSだとどうしてもネガティブな内容ほど広がりやすい傾向があり、意図せず店や担当者の印象に影響を与えてしまうというケースもあります。そのため、掲載をする際は、内容や表現に配慮しながら投稿していただけると幸いです」

* * *

店内で撮った写真や動画に他の利用客やスタッフが写り込んだ場合、ぼかしなどの加工をするか公開を控えるのがマナーだと分かりました。長時間の撮影も避け、周囲への配慮を優先するようにしましょう。

オトナンサー編集部

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