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“ヘタなのにおしゃれ”はダサいかも?!迷いながら見つけた自分らしさ

  • 2026.4.10

【キャディつきもと】スコアカードに書けない今月のおことば #02

こんにちは! 月本えりこと、キャディつきもとです。

初めてゴルフ場でキャディさんのユニフォームを見たとき、なんておしゃれなの?!と感動したことを覚えています。本連載でついに本物のキャディ服を着たわけですが、いやぁやっぱりいいですね。

何がいいって、このワークウェア感。ってまんまワークウェアなんですが、特にパンツのシルエットの普遍的カッコよさたるや。しかも、動きやすくて着心地がよく、ガンガン洗えてアイロン要らず。はい、大好きです。
というわけで今回もキャディつきもと、どなたかのラウンドに付き添うことがあったらこんな話をしてみたい……というような内容をお届けします。

◆葛藤… おしゃれを極めてもヘタだとダサい?!

本連載第1回目では、ドレスコード反抗期についてお話しました。ビギナーの頃はゴルフ場のドレスコードに納得できなかった(無知でごめんね)、というエピソードです。

ラウンド回数を重ねるうちにドレスコードの存在意義が腑に落ちて、ルールがある中でどう自分らしいおしゃれをするか、という面白さに気づいたわけです。今思えば、ゴルフを知らなかっただけなんですね。

ここまでが、私のゴルフライフにおけるシーズン1。

で、シーズン2に入りどうなったかというと、これまた葛藤です(またかよ笑)。

私が本格的にゴルフを始めた約6年前は、いわゆる第4次ゴルフブーム(コロナ禍でのゴルフブーム)の前。今のように若い女性が気軽にゴルフをして、SNSに投稿するようなムーブメントはまだ起きていませんでした。コースにいるのは本気でゴルフが好きな女性、いわば“元祖ゴルフ女子”たち。
私のまわりにはそんな女性ばかり。同世代ということもあって和気あいあいとプレーをエンジョイしてはいたのですが、みんなしっかり上手い(プロか!)。

彼女たちは85前後で上がっていく中、私は110とか120。

ゴルフが上手い人って、なんかキラキラして見えるじゃないですか。でも、私はどうなの……?

まさに、コンプレックス。それをどうにかしたくて、「何だったら私は勝負できるのか」と考えたのです。もっと真面目に練習しろよって話ですが。

そこで頭に浮かんだ答えは、ファッション。
服好きの本領発揮、何着て行こうワクワク!

……いや、でも待てよと。

心の中の月本が、こうささやきました。。。

「いかにMAXおしゃれでも、ポンコツゴルファーのままが最もダサいのでは」と。ぐうの音も出ません。

◆脱・ウマヘタ界隈! 練習に打ち込んだ結果気が付いたこと

ということで練習の鬼、爆誕です。
若い頃にテニスをやっていたおかげで、初めからそれなりにボールは打てていたんですが、テニス的な打ち方のクセが直らず、毎日のように練習に行ってもまぁ伸びない。そもそもゴルフの基礎ができていないのだから、正解もわからない。

しかも当時、ゴルフ関連のポッドキャストをやっていたこともあって、ゴルフが下手じゃお話にならない。
それでも、とにかく1日でも早く上手くなりたい一心で練習に打ち込んだ結果、なんとか100切りを達成。スコアは徐々によくなっていきました。

でもね、ウマヘタ界隈からなかなか抜け出せないんですよ。ヘタウマじゃなくて、ウマヘタ。めっちゃいい当たりなのにOBとか、スコアはまとまるんだけど内容は散々とか、共感してくれる人いる?(涙)

雰囲気出しだけは得意なので「上手ですね」って言われることもしばしば(恥)。自分のゴルフのお粗末さを知っているだけに、「いやいやいや」と心の中で全否定。余裕ゼロの日々でした。

ただ、そうした葛藤の中でとても大事な気づきも得ました。

ひとつは、ゴルフはなかなか上手くならないからこそ面白いこと。簡単に越えられない壁があるから、逆に燃えるんですね。恋愛みたい(え?)。

もうひとつは、ゴルフの楽しみ方はひとつじゃないこと。アスリートのように競う人もいれば、ひたすらおしゃべりしながらカジュアルにプレーしたいゴルファーもいる。レストランの食事やお酒を楽しみにしている人もいるし、本当に人それぞれです。 行き帰りのドライブも車好きの私は結構好き。※但し渋滞は除く

ゴルフって、楽しみ方が無限大じゃん!!!

だからこそ、もっと上手くなってゴルフのことを知りたいという思いがますます強くなっていきました。なので、おしゃれは一旦脇に置いといて、上達最優先モードにシフト。

ちょうどそんなとき、ゴルフブランドのプロモーションでこれまで以上にがっつりとゴルフに関わる機会をいただきました。ラウンド回数は急増し、アメリカのオフィスを訪ねるなど、ゴルフ漬けでした。
新作のゴルフウエアを紹介してもらう機会も増えコーディネートをあれこれ考えることがすごく面白くて、やっぱりファッションを楽しみながらゴルフをするのって最高だなって感じたとき、ハッとしました。

私が目指すのはスコアだけでも、ファッションだけでもないゴルファー。両方あってこそ、自分のゴルフスタイルなんだと。

ファッションにこだわりすぎていたシーズン1、上達に必死こいたシーズン2を経て、自分らしいゴルフとの向き合い方がようやくつかめたのです。


深く知り理解することで、自分自身を納得させることができた。

だからこそ今もゴルフを続けていられるんだろうなと思います。


キャディつきもと/月本えり

Reginaクリエイティブディレクター
集英社『SEVENTEEN』モデルを経験後、女性誌、TV番組などメディアで幅広く活動。講談社よりViViムック本『読モのくせに』、妄撮『読モーサツ』を上梓。A BATHING APEのレディースブランド「BAPY」のディレクターに就任したことをきっかけに、ファッションディレクターとしてのキャリアをスタート。ブランドディレクションやクリエイティブ領域へと活動の幅を広げる。2020年よりゴルフを本格的に始め、ファッションをバックグラウンドにした独自の視点でゴルフの楽しみ方やスタイルを発信。

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