1. トップ
  2. 尽くしすぎる女が気づいた“恋の法則”「こんな風に愛されたかった」リアルすぎる恋愛心理に共感続出【作者に聞く】

尽くしすぎる女が気づいた“恋の法則”「こんな風に愛されたかった」リアルすぎる恋愛心理に共感続出【作者に聞く】

  • 2026.4.9
毎日晩御飯を作ってあげているのに「先輩とご飯に行ってくる」とハルトからメッセージが。なぜモヤモヤするのか、その気持の正体とは…?
毎日晩御飯を作ってあげているのに「先輩とご飯に行ってくる」とハルトからメッセージが。なぜモヤモヤするのか、その気持の正体とは…?

X(旧Twitter)で“万バズ”漫画を次々と生み出している漫画家・港区カンナ(@mina_kan_chan)さん。ウォーカープラスで連載の「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」は、「少女漫画の主人公になれない」女性たちの恋愛や葛藤を描く群像劇だ。今回は、クズ男と別れられない女性・みなみのエピソード第4回を紹介するとともに、その背景にある感情やすれ違いについて話を聞いた。

“ヒロインになれない私たち”の痛いほどリアルな恋愛

「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第8話 1/8
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第8話 1/8
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第8話 2/8
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第8話 2/8
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第8話 3/8
「東京モブストーリー〜ヒロインになれない私たち〜」第8話 3/8

「東京モブストーリー 〜ヒロインになれない私たち〜」は、タイプの異なる“こじらせ”を抱えた25歳の女性4人を描く恋愛群像劇である。タイトル通り、「本当は少女漫画の主人公みたいな恋愛がしたいのに、現実では脇役のような日々を送っている」女性たちの姿が軸になっている。

なかでも今回描かれるみなみ編は、クズな彼氏に振り回されながらも尽くしてしまう女性の心理をえぐるように切り取ったエピソードだ。恋愛、婚活、闇深といったテーマを通して、男女のすれ違いや女性が抱えがちなコンプレックスを描いてきた港区カンナさんらしい、“しんどいのに読んでしまう”一作に仕上がっている。

尽くしていたはずなのに、募っていたのは不満だった

今回のテーマについて港区カンナさんは、「それなりに長く付き合っているカップルの女性側の不満と、その原因としてありがちなものをテーマにしたいと思いました」と語る。付き合いが長くなるほど、相手に合わせたり、相手のためを思って動いたりすることは増えていく。

しかし、その行動が“愛情”だけでできているとは限らない。相手のためにしているつもりが、いつの間にか「こんなにやっているのに」という感情に変わっていくこともある。みなみの姿には、そうした恋愛の泥っぽさや、言葉にしづらい不満がにじんでいる。

すれ違いの正体は“優しさ”ではなく甘えかもしれない

この作品のようなすれ違いが起こる理由について、港区カンナさんは「『求められていないことまで頑張って不満を募らせてしまう彼女』と『彼女の好意に甘えて何も返さない彼氏』のすれ違いが原因として多いと思います」と説明する。

やってあげたい側と、やってもらうことに慣れてしまった側。そのバランスが崩れたとき、関係はじわじわと歪んでいく。しかも厄介なのは、その関係が“破綻している”と本人たちがすぐには気づけないことだ。相手を好きな気持ちが残っているぶんだけ、なおさら離れられなくなる。

好きだったところが、苦しさに変わる

さらに港区カンナさんは、こうした関係に陥る理由について「不満に思うところと元々好きだったところが、紙一重だからだと思います。みなみちゃんの場合、もともとハルトの自由なところが好きで付き合ったのだと思います」と語っている。最初は魅力だった部分が、関係が深まるにつれて“雑さ”や“無責任さ”に見えてくる。

恋愛ではよくある話だが、だからこそ厄介で、だからこそ刺さる。好きだった気持ちを否定したくないからこそ、苦しい関係にもすがってしまう。みなみが気づいた“本音”は、彼を愛したかった気持ちと同じくらい、「こんなふうに愛されたかった」という自分自身の願いだったのかもしれない。

取材協力:港区カンナ(@mina_kan_chan)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる