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後輩「もう謝るのやめませんか?」育休明けの私「えっ」独身の後輩からの『予想外のお願い』にビックリ!

  • 2026.4.6

仕事と家庭の両立。理屈では「お互い様」と分かっていても、自分が誰かに負担をかけていると感じると、いたたまれなくなってしまいますよね。今回は、育休から職場復帰して日々奮闘している友人の体験談をお届けします。

画像: 後輩「もう謝るのやめませんか?」育休明けの私「えっ」独身の後輩からの『予想外のお願い』にビックリ!

謝罪ばかりの毎日

育休から復帰して数カ月。
最初は「またバリバリ働くぞ!」と意気込んでいた私ですが、子どもの急な発熱や嘔吐で早退や欠勤を繰り返すうちに、どんどん自信がなくなっていきました。

「お先に失礼します、いつもすみません……!」と頭を下げ続け、残った仕事を同僚たちにお願いして帰る日々。
返ってくる「大丈夫ですよ」という声さえも、自分を責める刃のように感じていたのです。

周囲に迷惑をかけている自覚があるからこそ、肩身が狭くてたまらない。
いつしか私は、申し訳なさから同僚たちの顔色をうかがうようになり、心はすっかり疲れ切っていました。

後輩からの呼び出し

そんなある日、独身の後輩女性から「少しお話があるのですが」と会議室に呼び出されました。

ついに直接不満をぶつけられるんだ、きっと厳しいことを言われるに違いない……。
私は何度も謝罪の言葉を頭の中で繰り返しながら、重い足取りで会議室へ向かいました。

ところが、逃げ出したいような緊張感の中、後輩が口にしたのは「もう謝るのやめませんか?」という意外な言葉だったのです。

チームの新しい形

後輩は続けて言いました。

「実は、私が推しているアイドルが、来年全国ツアーを開催するんです。私も絶対に有休を取って遠征したくて……。お互い様で助け合えるよう、仕事のマニュアルを作りましょう! 謝るよりもずっと建設的ですよ!」

私は思わず絶句しました。
彼女は私を責めるのではなく、誰が休んでも回る仕組み作りを提案してくれたのです。

感情論ではなく、前向きな解決策を提示する彼女の姿に、視界が一気に開けた気がしました。

頼り合える仕組み

それからチーム全員で業務を棚卸しし、無駄な作業や重複している仕事を徹底的にカット。
そして、それぞれが自分の仕事の詳しいマニュアルを作り、社内ネットワークで共有することになりました。

こうして、誰かが急に休んでもカバーできる体制と安心感が生まれたのです。

今でも子どもの体調不良や学校行事で有休を取らせてもらうことは多いですが、他の人も趣味や家族サービスなどで休みやすくなったことで、私の罪悪感も随分和らぎました。

謝るよりも、休んでも仕事が回る仕組みを作ること。
頼り合える関係でいるために、必要なことは何か、全員で模索し続けること。

大切なことを教えてくれた後輩のおかげで、私は今日もなんとかワーママとして働き続けることができています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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