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モラハラ加害者の共通点は“責任転嫁”。元被害者である著者が語るモラハラ夫の特徴【著者インタビュー】

  • 2026.4.3

【漫画】本編を読む

夫に対する不満や怒りをSNSに匿名で投稿する妻たちがいる。社会的に話題となった「#旦那デスノート」。そのハッシュタグに着想を得たのが、「#夫デスブック」という投稿をしながら、夫が消えることを願う妻の物語『夫の死を願ったらダメですか?』(草餅よもぎ:原案、まきりえこ:作画/KADOKAWA)だ。

夫や義母のモラハラに苦しむ妻・梨央はSNSに投稿される「#夫デスブック」に共感。そこには多くの妻たちの夫への不満や、やり場のない怒りがぶつけられていた。夫の不倫が発覚したことをきっかけに梨央も投稿するようになり、似た境遇の人々との交流が始まる。しかしある日、現実で一線を越えようとする夫デスブック友だちが現れて……。

原案者である草餅よもぎさんは自身も夫のモラハラに悩み、離婚。自身の経験をどのように作品に落とし込んでいったのか。本作に込めた想いを伺った。

――夫である亮は、3人目の妊活がうまくいかなくなったあたりから段々とそれを主人公のせいにしたり、家事をやらなくなったりと態度が変わっていきます。亮はなぜモラハラ夫になってしまったのか。このあたりはどう考えて描かれましたか?

草餅よもぎさん(以下、草餅):亮にとって家(実家)のためにも男の子を産んでもらうことはとても大事なことでした。しかし、妊活がうまくいかないことで「計画通りにいかない」と感じました。モラハラ加害者は共通点として、“責任転嫁をする”というのがよく挙げられているんです。思い通りにならない原因をすべてパートナーに転嫁する、パートナーを貶めることでしか自分を保てないというところでそれをリアルに投影しました。

――「最初はこんな人じゃなかったのに」というのはモラハラ配偶者あるあるなのかなと思うのですが、世のモラハラ配偶者はなぜモラハラ気質になっていってしまうのでしょうか?

草餅:モラハラは生まれ育った環境やもともとの気質が大きいと思っています。「最初はこんな人じゃなかった」というのは実は正しくなく、関係が安定したり、モラハラのターゲットになる人が簡単にこの環境から抜け出せなくなったりしたときに、本来の支配的な部分が表に出るというケースが多いのではと思います。つまり突然変わるというより、もともと内側にあったものが出てくる。だからこそ見抜くのが難しいのだと思います。

取材・文=原智香

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