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「私なんか紹介できない?」夫の家族に紹介してもらえない妻の"切ない本音"→夫が隠し続ける"事情"とは【BUMP】

  • 2026.5.10

結婚してからの毎日は、大切な人と過ごす穏やかな時間の積み重ねです。特別なイベントがなくても、愛する人と過ごす何気ない時間がただただ愛おしい。そんな幸せを噛みしめている夫婦は、きっとたくさんいらっしゃることでしょう。

SNSで話題のショートドラマやショートアニメが多数視聴可能な「BUMP」の『財閥復讐〜兄嫁になった元嫁へ〜 Dynasty』には、そんな新婚生活を送る夫婦の姿が描かれています。

財閥復讐〜兄嫁になった元嫁へ〜 Dynasty #ショートドラマ

愛人の子として親族から冷たい扱いを受けて育った伊勢財閥の次男・由貴也。そんな彼が運命の女性・絵理香と出会い、ようやく手にした人生初めての幸せ。優しい兄・雅之夫妻にも祝福され、2人は夫婦としての新たな一歩を踏み出したのでした。

仕事場で真剣にパソコンに向かう由貴也

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真剣な表情でパソコンに向かう由貴也。指先が素早くキーボードを叩き、画面にはプログラミングのコードが高速で流れていきます。

「感染を完全に封じ込めました。侵入経路も塞いだので、これで業務に戻ってもらって大丈夫です」

落ち着いた声でそう報告する由貴也。どうやら、発生したトラブルを見事に解決したようです。

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「いやあ、助かりました。本当にもう緊急事態で」

モニターの向こうから、相手は心から感謝している様子で由貴也を労います。そして、何気ない口調で続けました。

「いやしかし、伊勢社長がおっしゃってた通り…」

その言葉に、由貴也は不思議そうに顔を上げました。

「え?」

「兄弟の絆ですか?」兄・雅之からの思わぬ"プレゼント"

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由貴也の怪訝そうな表情に、相手はちょっと驚いた様子で言いました。

「聞いてません?今回、雅之社長のご紹介で」

由貴也は、一瞬言葉を失いました。今回の仕事が、兄・雅之の紹介によるものだったなんて…。由貴也はそんな話を、兄からまったく聞かされていなかったのです。

「ああ、そうだったんですね」由貴也は穏やかに頷きました。

「素敵ですね、兄弟の絆って言うんですか」

相手の言葉に、由貴也は穏やかに相槌を打ちました。兄が今も変わらず自分を気にかけてくれていることはもちろん嬉しいこと。

しかし、結婚を機に伊勢家とは距離を置き、絵理香と2人でやっていきたいと考えていた由貴也にとって、その厚意はどこか複雑にも感じられたようです。

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そんな由貴也に、メッセージが届きました。差出人は兄。

そこには「周年パーティーの招待状は届いているか?」という問いかけが記されていました。

絵理香が差し出した一通の招待状

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その夜、由貴也が仕事を終えると、ダイニングキッチンでは絵理香がエプロン姿で夕食の準備をしていました。

「あ、味見忘れちゃった」

慌てたように言う絵理香に、由貴也は優しく声をかけます。

「大丈夫、絶対美味しいから」

妻の作るものなら、何だって美味しいに決まっている…そんな信頼と愛情が込められた言葉でした。

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「だといいんですけど」

絵理香はエプロンを外し、テーブルに向かいます。由貴也も、「よし、早く食べよう」とウキウキでした。

愛する妻と向かい合って食卓を囲む、何気ない日常。由貴也にとって、これ以上の幸せはありません。幼い頃、冷たい伊勢家の食卓で肩身の狭い思いをしていた彼にとって、絵理香との楽しい食事の時間は何物にも代えがたいものでした。

しかし、食事を始めようとしたその時。絵理香が少し言いにくそうに、一通の封筒を取り出しました。

「あの、これ」

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由貴也が受け取って中を開けると、そこには「伊勢グループ90周年記念パーティーのご案内」と書かれた招待状が入っていました。由貴也の表情が、ふっと曇ります。

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「パーティーに行けとは言わない。でもせめて、結婚のご挨拶だけでもさせてもらえない?」

絵理香の声には、少しだけ切実な響きがありました。

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しかし、由貴也の答えは短く、そして冷たいものでした。

「必要ないよ」

由貴也としては、伊勢家に絵理香を近づけたくないという、妻を守りたい一心からの言葉だったのです。

「私なんか紹介できない?」絵理香の切ない表情

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しかし、由貴也の言葉は、絵理香を少し傷つけてしまったのかもしれません。彼女は寂しそうに目を伏せました。

「私なんか紹介できない?」

その言葉に、由貴也は慌てて否定しました。

「いや、そうじゃなくて」

「ならどうして。私はちゃんと、由貴也さんの妻ですって言いたい」

愛する人の家族に、自分の存在を認めてもらいたい…妻として、それは自然な願いでしょう。

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「…絵理香はあの人たちを知らないから」

由貴也は、深い苦しみを込めた声でそう言いました。妻が知らない伊勢家の暗い部分。愛人の子としてどれほど辛い扱いを受けてきたか…。それを愛する絵理香に、一瞬でも味わわせたくないのです。

「私に、親も兄弟もいないから…」

絵理香はそう呟きました。彼女には家族がいないようで、だからこそ夫の家族と繋がりたいという想いが強かったのかもしれません。

「俺を信じてほしい」由貴也の真剣な願い

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由貴也は、真剣な瞳で彼女を見つめます。

「ごめん、そうじゃなくて。ただ…会ったら後悔すると思う」

彼の声には、絵理香を何としても守りたいという強い想いが滲んでいました。

「俺を信じてほしい、絵理香」

由貴也の言葉は、祈りにも似た響きを帯びていました。これまで由貴也が背負ってきた苦しみのすべてが、この一言に込められていたのです。

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絵理香は、少しうつむいた後、顔を上げて笑顔を作ってうなずきました。

「分かった。由貴也さんがいいならそれで。さっ食べよう」

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「いただきます」

2人は改めて向かい合い、笑顔で食事を始めます。

「うん、美味しい!」

由貴也が嬉しそうに言うと、絵理香もふふっと微笑みました。穏やかで温かい、夫婦の食卓。ほんのわずかな波風は、すぐに日常の幸せの中へと溶けていったのでした。

愛する人を守りたいという想い

兄・雅之の支えを受けながらも、由貴也は伊勢家と距離を置き、絵理香との生活を大切にしようとしていました。周年パーティーへの出席を断ったのも、その選択のひとつだったようです。

一方で、絵理香は夫の家族と向き合いたいという思いを見せていました。「俺を信じてほしい」という由貴也の言葉を前に、2人の関係に小さな揺らぎが見えた場面でしたね。

紹介作品

コンテンツ提供協力

  • BUMPドラマ【公式】(YouTube

ショートドラマやショートアニメを多数配信している動画アプリ「BUMP」の公式チャンネル。SNSで話題のドラマが盛りだくさん!「心を揺さぶられる作品がいっぱい!」と多くの視聴者から高い評価を得ています。

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