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次のラウンドですぐ実践!パットのライン読みを状況別でレッスン

  • 2026.4.1

ラインがきちんと読めて、ボールをそのラインに乗せられなければ、どんないいストロークをしても入らない。正確にラインを読むコツを澤田コーチに解説していただきました。

【状況1】2カップ曲がると読んだライン

【ミスのパターン】ラインを浅く読むと咄嗟に手が悪い動きをしてしまう

「読んだラインよりもっと曲がる」と感じ、急遽右に打ち出した。結果はタッチが狂い大ショート

不安になるとインパクトに強弱をつけて調整してしまう

次のラウンドですぐ実践!パットのライン読みを状況別でレッスン
、もっと大きく曲がるラインだった

カップまで約6メートルの距離。右側が少し高くなっているので左に曲がるラインでした。森岡さんは「カップ2個ぶん曲がる」と読みましたが、実際はもっと切れるラインです。左の写真の器具を用いて、タッチを1グリップオーバーの強さで転がしてみたら、4カップぶんフックするラインでした。

傾斜がついていて曲がるラインを「浅く読む」のは、多くの人に見られる傾向です。構えてから打つまでに「このラインで大丈夫か?」と思ったことはありませんか?読みが違う場合にこのような心の状態になると悪い動きが起こりがち。

とくにフックラインを浅めに読んでしまった場合は、曲がらないように強くヒットしてラインを消しにいったり、狙いより右に打ち出そうとして手先を使って打ってしまう。すると、タッチや方向が狂ってしまい、ラインに乗らなくなってしまうのです。

【克服の原則】カップ付近をチェックして「入口」を決める

グリーン上でラインを読むためには①ボールの後ろ、②ライン全体の横から、そして③のカップの周りをよく見ます。とくに重要なのは③で、ボールがカップのどの位置から入るのかという「カップの入り口」を見極めます。傾斜で曲がるラインの後半は下りなので、傾斜の上から入口に達するラインをイメージします。

ボールまで戻ったら、まずはカップの入口から入るラインをジャストタッチの距離感で想定します。しかし、ジャストタッチはカップまで届かない可能性があります。そのため少しオーバーする強めのタッチでラインをイメージし直します。

すると曲がり幅は、ジャストタッチのラインよりも浅くなる。この手順で読めば、最初から浅く読んでしまうことがなくなります。まずは最大限にふくらませたラインを基準に、タッチと狙う方向を調整するのです。

①ボール後方から姿勢を低くしてラインを見る。曲がるラインでも打ち出しは真っすぐ。その直線の真後ろから見ることが大切(画像右)

②ライン全体をボールが切れていく傾斜の低いほうから見て、全体のイメージをつかむ(画像左)

③最後にカップ付近をよく見て「入口」を見つける(画像左)

最初はもっとも大きく曲がる弱いタッチで打ち出す方向を決める(左のボール)。それよりも強めに打つときは、打ち出す方向を内側にする(真ん中、右のボール方向)。ラインのふくらませ方は、タッチによって変わることを忘れずに

【状況2】入れたい距離のフックライン

【ミスのパターン】距離感重視でライン読みがおろそかになる

「絶対に沈めたい」と思う距離は、カップにばかり意識が向きます。カップを外さない方向性が気になって「何メートル打つのか」の意識が薄れてしまいがち。打つ距離をしっかり意識してラインを読まないと、短い距離でも曲がるラインは入りません。

ボール位置で構えて距離を測ってしまうが、自分の目からカップまでと、ボールからカップまでの距離は異なる。その差が距離感を狂わす

【克服法】ボールからカップまでライン全体を見て距離をつかむ

ラインを読むには距離感が大切です。曲がり方は、ちょうどの距離で打てば大きくなり、強く打てば小さくなるからです。短い距離でも何メートルなのかは、アドレスする位置からではなく、ボールの後方から見て「ボールとカップまで」のライン全体を視野に入れながら見たほうが正確に測れます。

正確な距離がわかったらタッチに合わせてラインを決めます。そして、カップではなく、曲がるラインの打ち出し方向に対して真っすぐ構えることが大切です。これは地面ではなく、打ち出すライン上から上方向の空中、目の高さに目印を設定する。それに合わせて構えると、地面のスパットを見ながら合わせるよりも、ラインに対して真っすぐ構えられます。

ボールからある程度距離をとった位置で、ボールとカップを同時に見る。ライン全体を見たほうが、距離感をつかみやすい

【状況3】上りフックのミドルパット

【ミスのパターン】傾斜に沿ってカカト体重になると左に引っかけてしまう

フックラインはツマ先上がりになります。パターをソールするとフェースは左を向くため、アドレス時の重心がカカト側に乗ると引っかけてしまいがち。また、上りのラインはカップにしっかり届くように強めにヒットすることも引っかけを助長します。

【克服法】ヒールを少し浮かせてフェースを目標に真っすぐ向ける

上りのラインはタッチが強くなるので、曲がり幅は少なくなります。そのためラインを浅めに読むのは正解です。

そして、フックラインは足場がツマ先上がりなることが多いので、ボールに少し近づいて立ち、ヒールを浮かせてフェースをきちんと目標に向けてください。また、ツマ先側が高い状況では、カカト体重にならないように土踏まずの真ん中に重心をかけます。これは、足首の曲げ具合で調整するのがオススメです。

左右のバランスについては、上り傾斜に沿って立つと、斜面に対して平行に振れて、転がりが安定します。足場が低くなる右足に体重が乗りすぎると上体が右に傾き、斜面に対して右に押し出しやすくなるので、低いフォローを意識しましょう

【状況4】大オーバーしたくない下りのフックライン

【ミスのパターン】出だしの傾斜を意識しすぎて強く打ち出してしまう

下り傾斜はボールがなかなか止まらず、ゆっくり転がる時間が長くなります。球速は遅くなるほど傾斜の影響を受けるため、予想以上に曲がってしまうのです。また、ラインの前半部分は上りのような要素が入ってきますが、それを意識しすぎると強く打ち出してしまいます。

打ち出し方向のグリーン面は目と近くなるため、上りと錯覚して強く打ってしまいがち

【克服法】バックスイングの次はフォローのイメージで振る

下りでは距離が伸びることを考慮してタッチを出します。平地より遅い球速で打ち出すため、ラインは膨らみ、曲がり幅の頂点は手前側にきます。その頂点まで真っすぐ転がす方向と距離感を決めたら、あとは距離感に合わせた速度でパターを振るだけ。もう出だしの傾斜を意識せず、タッチに集中してください。

下りでは「流し込む」イメージで打ちましょう。「バックスイングの次はフォロー」とインパクトを意識せずに振る。ヘッドを加速させずに、振ったスピードと同じ速度でボールも転がっていくイメージをもつといいでしょう。

ストローク中にゆるんでしまうのもNGです。打つ前にパターを水平に持ち上げて左右に振ってみましょう。重さを背中で支えながら振ってみると、フィニッシュまでゆるまずに振る感覚がつかめます。


レッスン=澤田繁典
●さわだ・しげのり/サンフランシスコのオリンピッククラブに在籍し、ミニツアーに参戦。帰国後、一般企業に就職したが、指導者の道に進み、現在は高田馬場、阿佐ヶ谷のインドア練習場&スクールGolfareiでレッスン活動を行う。


モデル/森岡英里子さん
155cm。ゴルフ歴2年半。週1回のインドアレッスンと月2回のコースレッスンでメキメキ上達中。100切り間近だが、パット数の多さが課題となっている。


構成=長沢潤 写真=相田克己 協力=サザンヤードカントリークラブ

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