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京都で開催! 京都府立堂本印象美術館「竹内浩一 風が迎えて」

  • 2026.3.30

記事ポイント

  • 竹内浩一の初期作品から代表作・新作まで約50点を一堂に展示する回顧展
  • 悲哀とユーモアを秘めた独自の動物表現が最大の魅力
  • 本展のための描き下ろし新作3点を初公開

 

京都府立堂本印象美術館にて、開館60周年記念の特別企画展「竹内浩一 風が迎えて」が2026年4月12日(日)から6月7日(日)まで開催されます。

悲哀とユーモアあふれる動物画で知られる日本画家・竹内浩一の画業の全貌に迫る、またとない機会です。

描き下ろしの新作3点も初公開となっています。

 

京都府立堂本印象美術館「竹内浩一 風が迎えて」

 

京都府立堂本印象美術館 特別企画展 竹内浩一 風が迎えて

 

  • 展覧会名:〈開館60周年記念〉 特別企画展 第2回現代作家展 竹内浩一 風が迎えて
  • 会期:2026年4月12日(日)~6月7日(日)
  • 開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:月曜日(ただし、5月4日[月・祝]は開館し、5月7日[木]は休館)
  • 入場料金:一般800円、高大生500円、65歳以上400円(要公的証明書)
  • 会場:京都府立堂本印象美術館(京都府京都市北区)
  • 主催:京都府、京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)、京都新聞

 

京都府立堂本印象美術館では、開館60周年を記念した第2回現代作家展として竹内浩一(1941-)を取り上げます。

竹内浩一は、京都の型染友禅を業とする家に生まれ、京都市立日吉ヶ丘高校日本画科を卒業後、テキスタイルデザイナーとして活躍しています。

25歳の時に仕事のかたわら京都画壇の重鎮・山口華楊に師事すると、すぐに頭角をあらわし、日本画家の道を歩み始めています。

 

竹内浩一の繊細な日本画作品

 

洗練された色彩とナイーブな心象描写を併せ持つ表現で注目を集めますが、悩みを深め、葛藤するようになります。

そうしたなか、禅の教えと高い精神性を持つ中国宋時代の絵画との出会いが、新たな画境を拓く契機です。

淡くデリケートな色調に生きるものへの深い想いを重ねた、独自の世界を築き上げています。

 

竹内浩一の画業を伝える作品

 

1984年には、日本画の新しい方向性を掲げて結成された「横の会」に参加しています。

東京・京都を拠点に活躍する中堅実力派のメンバーたちと切磋琢磨しながら10年間活動し、美術界から注目を受けています。

後進の育成にも尽力し、京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)の教授を経て、2002年より京都市立芸術大学の教授をつとめています。

 

悲哀とユーモアあふれる動物たち

 

竹内浩一の動物や自然を題材にした日本画作品

 

真摯に向き合い描かれた動物たちには、悲哀とユーモアを秘めた独特の情感があふれており、それが竹内芸術の魅力です。

本展では、竹内浩一の初期の作品をはじめ、代表作、新作を一堂に紹介します。

画業の全貌が展観できる貴重な機会です。

 

竹内浩一の代表的な日本画作品

 

独自の動物表現で高い人気を誇る竹内浩一の日展特選受賞作品や、日本画研究グループ「横の会」時代の意欲作などを含めた約50点が展示されます。

 

本展のための描き下ろし新作

 

京都府立堂本印象美術館

 

ネコをモチーフにした抽象作品《壁になったネコ》(令和8年)や、禅僧の笠を描いたドローイングなど、本展のために描き下ろした新作3点が初公開されます。

 

竹内浩一の繊細な筆致が光る日本画作品

 

主な出展作品

 

釣り好きの父親をモデルにした《戯画釣名人》(平成21年・郷さくら美術館蔵)や、火の玉で遊ぶ狐たちを描いた《戯画游》(平成13年・郷さくら美術館蔵)が展示されます。

久しぶりの公開となる日展特選受賞作《霜》(昭和54年・国立国際美術館蔵)も見どころのひとつです。

 

竹内浩一が描く動物たちの優しい表現

 

亡き象への鎮魂の祈りを込めた《幻花》(平成16年・京都市美術館蔵)や、水上勉の小説から想を得たコスモス畑を描く《野の鈴》(昭和61年・箱根・芦ノ湖 成川美術館蔵)など、多彩な作品が揃っています。

猿の孤高な佇まいに自身の想いを重ねた意欲作《蓑I》(昭和63年)や、明恵上人の慈悲の心を絵に託した《明恵が在る》(平成24年・京都府蔵)も展示されます。

 

竹内浩一の画業を振り返る展示作品

 

関連イベント

 

竹内浩一本人によるギャラリートークが4月25日(土)と5月23日(土)の14:00から、美術館2階展示室にて開催されます。

5月16日(土)には、美術高校の同級生であり70年来の盟友である日本画家・渡辺信喜とのスペシャル対談も予定されています。

いずれも参加費・申込不要で、観覧券があれば参加できます。

 

竹内浩一の日本画に描かれる生き物たち

 

同時開催

 

大徳寺塔頭芳春院では「芳春院の襖絵 竹内浩一」が4月12日(日)から6月7日(日)まで同時開催されます(別途拝観料が必要・5月14日休)。

芳春院の拝観券(半券可)を提示すると、本展観覧券を2割引で購入できます。

 

特別企画展 竹内浩一 風が迎えて 告知

 

また、美術館庭園では第9回野外彫刻展が会期中に入場無料で開催されます。

 

堂本印象美術館の展示室

 

併催として、堂本印象の動物表現を紹介する展示も行われ、堂本印象《乳の願い》(大正13年)などが鑑賞できます。

禅と宋画の精神を土台に築かれた、淡くデリケートな色調の動物画約50点が一堂に会する回顧展です。

初期作品から日展特選受賞作、「横の会」時代の意欲作、そして描き下ろし新作まで、竹内浩一の画業を余すことなく体感できます。

悲哀とユーモアが同居する唯一無二の動物表現に、会場で直接触れられる貴重な機会となっています。

京都府立堂本印象美術館 特別企画展「竹内浩一 風が迎えて」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. 「竹内浩一 風が迎えて」の会期と開館時間は?

 

A. 会期は2026年4月12日(日)から6月7日(日)までで、開館時間は9:30~17:00(入館は16:30まで)です。

休館日は月曜日ですが、5月4日(月・祝)は開館し、5月7日(木)は休館となります。

 

Q. 入場料金はいくらですか?

 

A. 一般800円、高大生500円、65歳以上400円(要公的証明書)です。20名以上の団体料金はそれぞれ640円、400円、320円となっています。

中学生以下および障害者手帳を提示の方(介護者1名を含む)は無料です。

 

Q. 竹内浩一本人が参加するイベントはありますか?

 

A. 4月25日(土)と5月23日(土)の14:00からギャラリートークが開催されます。

また、5月16日(土)には日本画家・渡辺信喜とのスペシャル対談も予定されています。

いずれも参加費・申込不要で、観覧券があれば参加できます。

 

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