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「え、ほんとにNHK?」「刺激つよすぎ」“あまりの濃密描写”に騒然…『注目の若手女優』が魅せた“体当たり演技”

  • 2026.4.18

ドラマや映画の中には、苦難を乗り越えながら自分の道を切り拓いていく人がいます。今回は、“異彩を放つ名優”をテーマに5名をセレクトしました。本記事ではその第4弾として、茅島みずきさんをご紹介します。

21歳の今、役柄の幅を着実に広げている茅島さんの魅力とはーー?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

14歳でCMヒロインに抜擢――長崎出身の少女が注目を集めるまで

茅島さんは2004年7月6日生まれの21歳(2026年4月時点)で、長崎県出身です。特技はゴルフで、ベストスコアは70だそうです。数字だけ見ても、集中力と負けず嫌いな性格が伝わってきます。

茅島さんの土台には、早い時期から結果を出してきた行動力があります。転機になったのは、2017年の「アミューズ 全県全員面接オーディション 2017 ~九州・沖縄編~」でグランプリを受賞したことでした。

2019年4月12日に公開された大塚製薬「ポカリスエット」のCMで新ヒロインに起用され、一気に注目を集めます。14歳で10代の不安や衝動をダンスで表現する新しいCMの顔に選ばれました。

同じく2019年には、ドラマ『恋の病と野郎組』(BS日テレ)第1話で本格的に俳優デビューします。茅島さん演じるアスカが落としたポーチを男子生徒の一条が拾い、緊張して返せないまま右往左往する様子からは、茅島さんの近寄りがたい憧れの存在感が伝わりました。早い段階でCMとドラマの両方で印象を残したことが、今の活躍につながっているのではないでしょうか。

「合意ですか?」――ドラマ『ここは今から倫理です。』で放った危うい輝き

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

茅島さんの俳優としての強さが特にはっきり伝わるのが、2021年放送のNHKドラマ『ここは今から倫理です。』です。本作で茅島さんが演じたのは、高校生の逢沢いち子です。見どころは、刺激の強い題材を扱いながら、単なるショック描写で終わらせなかった点にあります。

象徴的なのが、教室内で男子生徒といち子が性交渉している場面です。そこへ倫理教師の高柳(山田裕貴)が入ってきますが、怒鳴ったり頭ごなしに叱ったりはしません。

高柳は2人に向かって「その性交渉は合意ですか?」と問いかけます。このセリフは教師の高柳が、教室で性行為をしていた男子生徒といち子に対し、関係に強制がないかを確かめるために言った言葉です。問い詰められたいち子は、複数の男子の相手をしていた関係のなかで、最後に「本当は嫌だ」と口にします。これらのシーンにSNSでは「え、ほんとにNHK?」「刺激つよすぎ」と視聴者からは驚きの声が。

茅島さんは逢沢いち子役をオーディションでつかみ取った際、過激なシーンには不安もあったそうです。しかし、視線の泳ぎ方や言葉を飲み込む間で、いち子が助けを求められない状態を的確に表現しました。

原作は雨瀬シオリさんによる同名漫画で、集英社「グランドジャンプ」で連載された作品です。原作の問題意識を保ちながら、実写でもいち子の痛みを具体的に伝えたことが、本作を茅島さんの代表的な一作にしたと感じます。

SNSでは「茅島みずきは魅力的な俳優だな」「輝きを放っていた」「完成度が高い」「NHK様ありがとう」「良くぞ放送してくれた」といった感想が寄せられました。

『ポカリ』CMから実写版『【推しの子】』へ――代表作で刻んだ存在感

茅島さんの功績は、10代で顔を覚えられる仕事を続けて積み上げてきたことです。2019年、『ポカリスエット』のCMに14歳で選ばれたことで知名度が大きく上がりました。多数の生徒が踊るなかで、茅島さんが先頭で感情を爆発させるように体を動かす映像は、名前を知らなくても印象に残る強さがありました。

もう一つの代表作は、2024年にドラマと映画で展開した実写版『【推しの子】』です。茅島さんは若手俳優の黒川あかねを演じています。

黒川あかねは、相手役のしぐさや話し方を観察し、役作りに落とし込む人物です。相手を見て考え、次の一手を出す役なので、茅島さんの繊細さがよく合っていました。CMで目を引きドラマで傷ついた高校生を演じ、人気原作実写で知的な役も担う流れを見ると、茅島さんは透明感のある若手で終わらない俳優といえるでしょう。

主演ドラマ『エリカ』、映画出演も続く――21歳でさらに広がる表現の幅

直近の茅島さんは、出演するだけでなく、作品の中心を担う立場へ進んでいます。2025年8月1日配信スタートのFODオリジナルドラマ『エリカ』では主演の閉野恵里佳役を務め、主題歌「distortion」も担当しました。軽はずみな守るという言動が人生を狂わせる物語で、主人公自身が相手の日常を崩していく設定は、これまでの透明感あるイメージとは違う挑戦です。

2025年10月に公開された映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』では青年期の北山悦子役として新聞記者を演じ、取材をきっかけに主人公の純子と出会い、そばで支え続ける親友を表現しました。また、2025年11月配信のABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』にも出演しています。役名や職業、立場がはっきり違う作品が続いていることからも、近年の茅島さんが同じ雰囲気の役だけを演じる俳優ではないと分かります。

危うさも聡明さも演じ分けられる茅島さん。これからどのような人物を自分のものにしていくのか、ますます目が離せません。

※記事は執筆時点の情報です