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【衝撃ドラマ】高校生で“妊娠発覚”「あいつが安全日とか言ってたから」“驚異の生々しさ”に→SNS「全人類観るべき」相次いだ声

  • 2026.5.5

正しさと過ちの境界が消え、当たり前だと思っていた常識が音を立てて崩れ去るような物語。ドラマの世界では、禁断の関係や過酷な復讐、社会の闇を暴く描写など、見る者の倫理観を根底から揺さぶる作品がこれまでも大きな話題を呼んできました。今回は、そんな“倫理を揺るがした衝撃ドラマ”5選をセレクトしました。

本記事では第2弾として、ドラマ『17.3 about a sex』(ABEMA)をご紹介します。「性のタブー」に真っ向から切り込み、女子高生たちが直面するリアルを描き出した衝撃作とは―。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“倫理を揺るがした衝撃ドラマ”『17.3 about a sex』

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モデルで女優の秋田汐梨 カレンダー発売記念イベントを開催(C)SANKEI
  • 作品名(配信サイト):ドラマ『17.3 about a sex』(ABEMA)
  • 放送期間:2020年9月17日~10月29日

あらすじ

初体験の世界平均年齢が、17.3歳だと知った女子高生3人組。その日をきっかけに、3人の"性の価値観"に変化が訪れます。性についての知識が未熟な3人にとって、悩みや不安は尽きません。そんな3人の女子高生による、性に対してのリアルな心情を描いた青春恋愛物語―。

「全人類観るべき」圧倒的リアリティに相次いだ声

ドラマ『17.3 about a sex』は、思春期の高校生たちの性の悩みや疑問に真正面から切り込んだABEMAオリジナルの連続ドラマです。SNS上では「子どもも大人も見た方がいい」「正しい性の知識が身に付くドラマ」「リアリティがありつつエグすぎない」といった声が寄せられるほど、全世代の人々が見るべき性に関する教科書のような作品となっています。

そんな本作において、特に大きな話題を集めたのが第8話「妊娠で退学。なんで女子だけ?」のエピソードです。優等生として知られる高校生の遠藤成美(中村守里)は、生理が来ないことに不安を感じつつも、生理不順や恥ずかしさ・恐怖心を理由に1人で調べることから目を背けていました。ようやく事の重大さに気付いた成美でしたが、すでに中絶が認められない期限である妊娠22週を過ぎていたのです。

成美に突き付けられた残酷な現実に動揺した清野咲良(永瀬莉子)は、相手の男子生徒・堀田劉生(新原泰佑)に対して避妊しなかったことを問い詰めます。すると、劉生は次の言葉を口にするのでした。

薬局行ったら制服着てるからって売ってもらえなくて。そもそもあいつが安全日とか言ってたから出典:ドラマ『17.3 about a sex』#8 妊娠で退学。なんで女子だけ?(2020年10月22日放送)

「安全日だから大丈夫」という根拠のない言葉を信じ、責任を女性だけに押し付ける劉生の姿は、無知が招く悲劇を浮き彫りにしました。成美の妊娠と退学を目の当たりにし、性行為への恐怖心を強めてしまった咲良。そんな咲良の不安を察した恋人の朝日悠(水沢林太郎)は、彼女を連れて薬局へと向かいます。制服姿で避妊具を購入しようとする2人に、店員は成美たちと同じように販売を躊躇します。その際、悠が毅然とした態度で正論を放つのでした。

高校生だと、何で買えないんですか?そんなルールないですよね?出典:ドラマ『17.3 about a sex』#8 妊娠で退学。なんで女子だけ?(2020年10月22日放送)

無事に避妊具を購入した2人は、“お守り”として持っておくことを約束するのでした。もし、店員が成美たちの避妊具の購入を認めていたら、前提として学校の教師が生徒にしっかりと避妊の重要性を説いていたら。劉生が悠のような行動を取れなかったのは、大人たちが学生から性を遠ざけようとするタブーの意識にも責任があったのかもしれません。この回を視聴した方からも、「性教育とかシステムにも責任あるよね」「日本の性教育は不十分」「保健の授業で見させたほうがいい」「全人類観るべき」といった声がSNS上で寄せられており、教育現場のあり方を問う議論が展開されました。

若き才能が体現する17歳のリアル

本作の重厚なテーマを、瑞々しくも説得力のある物語に昇華させたのは、メインキャストの3人を演じた若き実力派俳優たちの熱演です。主演の清野咲良を演じた永瀬莉子さん、原紬役の田鍋梨々花さん、そして皆川祐奈役の秋田汐梨さん。仲良し3人組を演じた彼女たちが、性の悩みに翻弄されながらも一歩ずつ進んでいく姿は、観る者の心に深く突き刺さりました。

特筆すべきは、その圧倒的なリアリティです。放送当時、永瀬さんは18歳、田鍋さんは16歳、秋田さんは17歳。役柄とほぼ同じ年齢に立つ彼女たちが演じたことで、性に対する興味や無知といった事象に対する説得力が倍増しました。3人の高い演技力や表現力も相まって、SNSでは「リアルな演技」「演技がうますぎた」「みんな演技上手いし泣けた」など、等身大の彼女たちの姿に称賛が集まっています。

ドラマ『17.3 about a sex』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“17歳の少女たちが性の悩みに正面から向き合う衝撃作”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です