1. トップ
  2. レシピ
  3. 「不安定に強くなるしかない」想定外だらけのUターン生活を支えた、4兄弟母のマインド【著者インタビュー】

「不安定に強くなるしかない」想定外だらけのUターン生活を支えた、4兄弟母のマインド【著者インタビュー】

  • 2026.3.30

【漫画】本編を読む

埼玉から京都の海沿いの村にUターン!

9年前、未就学児2人を連れて夫・タクちゃんの故郷である京都府北部、日本海に面した舞鶴市の村に移住したまりげさん。最初に住もうとしていた古民家は状態が悪く断念。新しい家を見つけたものの、住むには村の許可が必要で……。そんな移住時のエピソードから都会では経験したことのない台風被害、選挙活動や海岸の清掃も自分たちで行う村の生活まで。移住から8年間のドタバタな日々を一冊にまとめたのが『まりげ母ちゃんの全力日本海ライフ』(オーバーラップ)だ。

移住当時のことや多くの人が憧れる“田舎で子育て”のリアル、夫婦のすれ違いをどう乗り越えたか。現在お子さんは4人に増え、移住生活10年目に突入中の作者・まりげさんにさまざまなお話を伺った。

――本書を読んで、まりげさんはどんなに環境が変わってもその場で人生を楽しむ力が強いんだなと感じました。

まりげさん(以下、まりげ):「人生に安定なんてないから、不安定に強くなるしかないんだ」がモットーです。18歳の頃に、家族がバラバラになったり、余裕があると思っていた家計が実は火の車だったり……といった経験をしました。そういった出来事をきっかけに、人生は自分の思い通りにコントロールできないと実感して。それならばいっそ、風に揺れながらもしなやかに立つススキのように「なるようになるさ」と受け止められる自分でいたいと考えるようになりました。

――ご自身の経験をバネにして、今のまりげさんがいらっしゃるんですね。「なかなか現状を楽しめない……」という人もいると思うのですが、楽しむためにはどうしたらいいと思いますか?

まりげ:その気持ちもすごくわかります! そういうときもありますよね。私は「楽しいを拾って生きる」をテーマに日々を過ごしているんですが、その一方で「生きていてもなんにも楽しくない」と落ち込む日もあります。でもそういった気分の落ち込みって、実は栄養不足が引き金になっていることも多いんです。だからそういうときには、鉄分・亜鉛・ビタミンDなどを積極的にとるようにしています。具体的には、牡蠣や豚肉、納豆、バナナ、チーズなどを食べたり、サプリメントで補うこともあります。本来の楽観的思考の自分に戻れるように、まずは体調面を整えることを大事にしています。

――最後のエピソードにあった古道具屋さんは現在オープンされているとSNSで拝見しました。次なる目標、やってみたいことがありましたら教えてください。

まりげ:目標! 実はあまり明確な目標を立てて生きてきたタイプではなくて……(笑)。「古道具店が繁盛して大きな倉庫でできたら良いな」とか「私たちを応援してくださる方々と一緒に舞鶴を巡るツアーができたら楽しそうだな」と考えたりはしています。だけど、結局は成り行き次第ですね! そもそもコミックエッセイストになれるとは思っていなかったように、きっとこれから先も思いもよらない未来の展開があると期待しています。その時々の流れを楽しみながら、これからも暮らしていきたいと思います。

取材・文=原智香

元記事で読む
の記事をもっとみる