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目を覚まさない、捨て猫のための名づけ。できるだけ「強い名前をつけたい」という飼い主の想い【著者インタビュー】

  • 2026.3.26

【漫画】本編を読む

思えば、やたらと保護猫を受け入れる人生だった。ライブドア公式ブログ「猫の手貸して」著者・ぴなぱさん(@pinapapinapa)は、3人の娘と夫の5人暮らし。昔から動物が好きで、保護団体などは通さず4匹の保護猫と暮らしてきた。どうやら、猫のしもべ(飼い主)になりそうな人間の調査や発掘をしているという秘密組織・ねこねこネットワーク(NNN)から「優良物件」としてロックオンされているようで――?

ゴミ捨て場で拾った茶トラとそんな茶トラに育てられたクールな性格のキジトラ、ビビりな性格のミケ、社交的な性格のネオとの暮らしを描いた『ねこねこネットワーク(NNN)にロックオンされています。』は、ぴなぱさんが自身の体験をもとに描いたエッセイ漫画。著者のぴなぱさんに、保護猫との出会いや本作について話を聞いた。

仔猫には「強そうな名前」をつけたい

――保護した捨て猫ですが、冷たい冬の雨に打たれたうえに、頭蓋骨が割れるという大怪我を負っていました。まだ意識が戻らない仔猫に名前を付ける際に、さまざまなキーワードから連想するように名前を考えたそうですね。「ライ」と名付けられましたが、名前はすぐに思いついたのでしょうか?

ぴなぱさん(以下、ぴなぱ):そうですね。実家の犬が「トラ」だったので、虎より強そうなライオンから連想する名前を付けたいと考えて、すぐにライがしっくり来るなと思いました。強い名前を付けたいと思っていたんですが、茶トラが強そうじゃなかったので、ムキムキ系の名前は避けようと思ったんです(笑)。

――犬の「トラ」はお母さまが付けたと描かれていましたが、茶トラ以外の猫たちは誰が名前を付けたのでしょうか?

ぴなぱ:キジトラの名前は私が付けていて、ミケの名前は長女が考えました。ネオは長女と私が2人で考えた名前です。マンガでの呼び方と本当の名前は違うんですが、ミケとネオに関しては2匹とも見た目から付けた名前なんです。茶トラの名づけと比べると、かなりシンプルな名前かもしれません(笑)。

――目を覚ましたら茶トラがいなかったときと、威嚇している姿を見つけたときの心境を教えてください。

ぴなぱ:茶トラがいなかったときは、本当に「死にに行っちゃったんだな」と思ったんです。猫は死ぬときに姿を消すと聞いていたので、自らの死を受け入れていなくなってしまったのかなって。

だから、下駄箱の下に隠れているのを見つけ、私に向かって威嚇してる姿を見て、「ええ……」という戸惑いというか、驚いたんですよね。「死ぬかもしれない」と不安だったこともあって、目を覚ました姿を見るときはもっと感動の対面になると想像していたので、ここまで威嚇されるとは思ってなかったんです。でも、「まあ、目を覚ましてくれて良かったな」と純粋にホッとしました。

取材・文=押入れの人

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