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林修「もうちょっと報酬が高くてもいい」切実な訴え…71歳男性の“苦悩”が物語る、国の“5億円以上の被害”

  • 2026.4.22

4月14日放送の『世の中お金で見てみよう~火曜ヨルの学べる経済~』では、全国で深刻化するクマ問題を「お金」の視点から徹底取材しました。農作物被害は5億円超、環境省の予算は過去最大の62億円と、数字で見るクマ対策のリアルに林修さんも「もうちょっと報酬が高くてもいい」と声を上げています。

群馬県の猟師に密着!罠猟の現場で見えた収支のリアル

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(C)テレビ東京

群馬県は今年度、クマ対策に約1億850万円の予算を計上。取材班が向かった沼田市では、去年体長1.4メートルのツキノワグマがスーパーに侵入し客が負傷する事件も起きていました。猟歴47年の田村さん(71)に密着すると、取材中に罠に獲物がかかり猟師たちが一斉に集合する緊迫の場面も。

田村さんの収入は捕獲奨励金で年間40万~50万円ですが、見回りのガソリン代だけで年間約36万円、狩猟税や銃弾を合わせると支出は年間45万円にも上りほぼ赤字です。「ボランティアの意識がなければやっていけない」と語る田村さんに、林修さんは「それだけのリスクと労力。もうちょっと報酬が高くてもいい」と訴えました。

猟銃の値段は10万~60万円―都内の銃砲店で知るハンターのコスト

番組では都内の三信小銃器製作所も取材。ミロク製作所の散弾銃が中古で約10万円、オーストリア製ライフル銃が約60万円と紹介されました。クマを仕留めるためのライフル弾は1発約700円で、時速50~60キロで走るクマには100メートル先まで届くライフルが必要ですが、所持には散弾銃を10年以上持ち続けなければなりません。ハンターとしての初期費用は許可関係・銃・弾丸・装備を合わせて約44万円。高橋克実さんは「若い人のクレー射撃の経験を熊対策に連動させる仕組みがあれば」と提案していました。

新しい問題には新しいシステムを―ガバメントハンター制度にも注目

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(C)テレビ東京

猟師の担い手不足が深刻な中、自治体が公務員としてハンターを採用する「ガバメントハンター制度」の整備も始まっています。長野県小諸市では現在2人が活動し、今年4月からはクマやイノシシ対応1回につき約5000円の手当も支給されるようになりました。林修さんは「猟友会頼みの古いシステムでは限界がある。新しい仕組みで解決していく方向でないと」と締めくくっています。


世の中お金で見てみよう~火曜ヨルの学べる経済~ 
[配信日時]2026年4月14日(火)
[出演者]林修、藤井由依、原田亮介、高橋克実、バービー ほか
[番組URL]https://tver.jp/live/simul/legptug7ok

(C)テレビ東京