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「まだ結婚は早い」彼氏vs「早く結婚したい」彼女。話し合いは平行線? カップル3組が決断の旅へ【さよならプロポーズ via オーストラリア1話&2話】

  • 2026.3.24

※本コラムは『さよならプロポーズ viaオーストラリア』第2話までのネタバレを含みます。

付き合いながらも結婚に踏み切れない3組のカップルが、7日間の“恋人として最後”の旅行で結婚か別れかを決断する、ABEMAの結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via オーストラリア』が放送中。

今シーズン、人生の分岐点に立つのは交際歴1年9カ月のナオキ&リノ、交際歴7年のケンシ&サチエ、交際歴4年のユウキ&ルナの3組。結婚を見据える中で多くのカップルが直面する、それぞれの価値観の違いや結婚のタイミングなどの問題に悩むリアルな姿からは多くの学びや胸を打たれるものがあります。

価値観が完璧に合うカップルはいないからこそ、お互い譲歩できるポイントを探すのが話し合いなわけですが、どちらにも譲れないものがある。今回は本番組の1話と2話から、それぞれが抱える問題と解決のために何ができるかを考察していきます。

■結婚に慎重な彼氏と、“30歳までに結婚したい”彼女

外資系IT会社で働くナオキ(29)と、SNSマーケの会社で働くリノ(28)は交際歴1年9カ月。リノは「30歳までに結婚したい」「“好き”なら結婚できる」「問題は結婚してから解決したい」と考えているのに対し、離婚歴があるナオキは再婚に慎重で、「未だ話し合いが多い今のままじゃ結婚できない」と思っており、価値観のズレを感じています。

さらに、感情で動くリノに対しナオキは圧倒的論理思考。リノが夕食時に「お茶注いで」とお願いしても、「自分でやった方が早くない?」とお茶をリノの方に押すだけで決して入れてくれません。

たしかに効率を考えたらそうなのですが、リノがモヤモヤするのは“お茶を注いでくれない”という事実の裏にある、”好きなんだったらそれくらいしてくれてもよくない?”という感情。

恋愛なんて効率重視で考えたらそもそもが非効率な感情ベースの方が多いのだから、多少の非効率を無視して「仕方ないな〜」とやってあげてもいいのでは? と思ってしまいます。

おそらく、リノは彼氏に“甘えたい欲”がある、“THE 女の子”な結婚願望を持つ女性で、ナオキは“女性には自立しててほしい”と思う、効率や正確性を重視する論理思考の男性なのでしょう。

それが表れていたのが、オーストラリアでの最初の夜。訪れたレストランでリノは早速結婚について切り出すのですが、ナオキが「何で今結婚したいと思ってるのかな? っていうのが結構気になっていて」と聞くと、リノの回答は「明確な理由って正直なくて」「よくいうじゃん30歳までにはみたいな」。正直、傍から見ていても明確な理由を重視しそうなナオキには一番効かなさそうな理由です。

その予想は的中しており、ナオキは「結婚するってなったら50年以上一緒にいるわけじゃん。その50年をそんな30歳までとか短い期限の中で決めてもいいのかなっていう風に思う」と答えます。

リノの「30歳までに結婚したい!」という多くの女性が持つ願望は決して悪くはないのですが、一度離婚を経験しており、まだ話し合いも多い状態で結婚に踏み切るのは正直リスキーだと慎重になるナオキの気持ちをもう少し分かってあげてほしい……!

どちらかが折れないといけないのですが、正直リノはもう少し結婚を“憧れ”ではなく、“生活”として見た上でもう一度向き合ってみてほしいなと思います。

■充分変わったと思う彼氏と、変わらないなら別れたい彼女

会社経営者で音楽プロデューサーのケンシ(39)とテック系エンタメ会社の経理のサチエ(31)は交際歴7年。ケンシは離婚歴が2回あるため、結婚はおろか、最初は交際さえ考えていなかったと言います。

それでも、交際と同時に同棲がスタートし、7年が経過。交際4年目の際にはプロポーズもあったものの、ケンシが嘘をついて夜のお店に行っていたことが発覚し、婚約は白紙になったそう。

そんな2人の一番の悩みはケンシの“お酒の飲み方”。ケンシはお酒を飲むとサチエに連絡を入れられないことが多く、お酒を飲むたびにケンカに。

サチエは「こういう話、何回繰り返したんだろうね?」と呆れ気味ですが、ケンシからすれば仕事柄お酒を飲むことは付き合いでもあり、仕事の延長線なので理解してほしいと思っています。この話し合い、片方がお酒をよく飲む人だと本当にありがちなんですよね……。

1日目でも早速その部分の話し合いになった2人。お酒の飲み方で7年間何度もケンカしてきたと言いますが、出会ったころは毎日飲みに出ていたケンシは今多くて1カ月に1回にまで減らしたと主張するケンシ。

サチエは「飲むなとは言ってない」「それは捉え方の問題」と強く反撃しますが、ケンシは「でも飲んだら怒られるじゃん」と飲んだ時に怒られるのが嫌だと主張。さらに、「飲んだら怒られるのは行き切った時」と言うサチエに対し、「『もう(行き切るまで)飲みません』と言う約束を破った時が本当に犯罪者かのようにめちゃくちゃ責められちゃうのが(嫌だ)」とどんどんとヒートアップ。

「それなら約束なんてしないでほしい」というサチエですが、「もう飲まないか、別れるか」をケンカの度に突きつけられるというケンシからすれば、それならば別れたくないがゆえに「もう飲まない(別れるとの二択なら)」となりますし、最後は「酔っ払ってる時はもう放っておいてほしい」と言い、話し合いは収まらない。

これ、片方がお酒好きでめちゃくちゃ飲むカップルのあるある問題すぎて本当に胸が痛い。何というか“お酒を制限して飲めるか飲めないか”の差なんですよね。

飲めない方からしたら、「飲んでても連絡くらいできるじゃん」「なんで制限できないの?」となるわけですが、お酒をセーブできない方からすれば「無理なものは無理」と言うことで、本当に平行線の話し合いになります。

お酒の飲み方を変えられる人はほとんどいないので、相手の酒癖を変えるより相手を変えたほうが圧倒的に早く幸せになれるものですが、“好き”という感情があると、その選択がなかなかできないんですよね……。

■収入に不安な自由な彼氏と、子どもが欲しい彼女

IT会社で営業をしているユウキ(30)とモデルのルナ(29)は交際4年。子どものことも考えて早く結婚がしたいルナですが、ユウキは今の収入だと生活に不安もあり、タイミングは今じゃないと考えています。

しかし、結婚したいルナは収入の不安から結婚を避けているのにもかかわらず、飲み会が多く、お金の使い方が曖昧になっているユウキに不満あり。「今月めちゃめちゃ遊びに行きすぎちゃう?」と釘を刺しますが、ユウキからすれば「前の俺からしたらだいぶ減らした」とのことで、まだ自由でいたいユウキにとってルナの言葉はしんどい様子です。

さらに、出会った当初からレディーファーストなところがすてきだったとルナから言われるユウキは「家族を養える状況になったら結婚して家庭をもちたい」とそこは男らしい意見。

しかし、それに対する行動が金銭感覚でともなっていないことも不満なルナは「自分は年収っていうより子どもが産めるかどうか」と、結婚のタイミングで重視する軸が別なよう。そこのすり合わせが2人にとって大切になってきますが、子どもを産むのにタイムリミットがあることを考えれば、収入を後からついてこさせるのが大切か……? とも思います。

その一方で、ルナがモデルの仕事をしているということにも若干引っかかるのは私だけでしょうか? タイムリミットがあるから早く結婚したい、でも恋人は収入に不安、でも行動に移してくれない、いつ? となるのであれば、自分が不安定になりがちなモデル以外で安定な収入を得るなどすれば結婚が早まるのでは? と思ってしまいます。相手に求めるより自分が行動しちゃった方が早いですからね。

■新システム導入、4日目にリタイアの選択も可能に

今回はベッドサイドのライトをオフすることで、まだ話し合いたいか、もう終わりにするのかの意思表示をするシステムや、3組が利用できるラウンジも用意されています。これは正直“逃げる”ことができてしまうので、7日間というわずかな時間で話し合いを先延ばしにしてしまいそうな気がして若干不安が募ります。

その兆しが見えたのが2日目。今回は3組とも“今じゃない”と主張する男性陣に対し、“今がいい”という気持ちも女性が圧倒的に強く、強気な性格の人が多いのですが、3組ともベッドサイドのライトは全て男性側から先にオフ。話し合いを強制終了させてしまっているのです。正直これは怖い。

さらに、7日間の旅の終わりを待たずして別れを決断し、リタイアできる制度も導入されました。“最後まで話し合う”ことで見えてくるものもありそうなので、この制度があることで、感情的になって「もういい」「最後まで旅しても変わらない」とリタイアを選択しそうなカップルが出てきそうなところが不安ではあります。

3組のカップルに言えることですが結婚は焦ったっていいことがないですし、相手の性格は簡単に変えられるものではないので、この先50年以上続く選択をするという気持ちも少し持って“結婚がしたい”のではなく、“この人と結婚がしたい”という思いを持ってこの旅を過ごしてほしいなと思います。

最後まで旅を続けられるのか、その先で結婚か別れかを選ぶことができるのか……次回も楽しみに見守って行きましょう。

さよならプロポーズ via オーストラリア 毎週木曜日夜21:00~放送中 番組URL:https://abema.tv/video/title/90-1303

(瑞姫)

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