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保護した仔猫は意図的に怪我をさせられた!? 行き場のない感情にどう向き合うのか【著者インタビュー】

  • 2026.3.22

【漫画】本編を読む

思えば、やたらと保護猫を受け入れる人生だった。ライブドア公式ブログ「猫の手貸して」著者・ぴなぱさん(@pinapapinapa)は、3人の娘と夫の5人暮らし。昔から動物が好きで、保護団体などは通さず4匹の保護猫と暮らしてきた。どうやら、猫のしもべ(飼い主)になりそうな人間の調査や発掘をしているという秘密組織・ねこねこネットワーク(NNN)から「優良物件」としてロックオンされているようで――?

ゴミ捨て場で拾った茶トラとそんな茶トラに育てられたクールな性格のキジトラ、ビビりな性格のミケ、社交的な性格のネオとの暮らしを描いた『ねこねこネットワーク(NNN)にロックオンされています。』は、ぴなぱさんが自身の体験をもとに描いたコミックエッセイ。著者のぴなぱさんに、保護猫との出会いや本作について話を聞いた。

拾った仔猫の怪我は人間による加害が原因かもしれないと分かり…

──ゴミ捨て場で衰弱していたところを保護した茶トラの頭蓋骨が割れていると聞かされたときの気持ちを教えてください。

ぴなぱさん(以下、ぴなぱ):ありきたりかもしれないんですが、目の前が真っ暗になりました。頭蓋骨が割れているのは、もう命を繋ぐのは難しいと言われているような感覚でした。

──状況から、人間が意図的に怪我をさせたのではないかと思い至っていましたが、もし正体が分かるなら仔猫を傷つけた人間にどのような言葉を伝えたいですか?

ぴなぱ:それこそ、当時はいっぱい言いたいことがありました。でも、今はもうそういう感情はなくて。きっと、動物が好きな私とはまったく感覚が違う人なんだと思うんです。だから、私が伝えたかった気持ちは全然伝わらないんだろうなと思うと、もう何も言えないと思います。動物愛護法が強化されたのは最近なので、当時は茶トラを傷つけた犯人を厳しく裁けなかったのも大きいです。

──獣医から、「犯人探しより茶トラのこれからのことを考えよう」と言われても、納得はできなかったと描かれていました。中々気持ちの行き場がなかったと思いますが、どうやって折り合いをつけたのでしょうか?

ぴなぱ:当時はブログ文化の最盛期だったので、「いつかどこかでこのエピソードを書こう」と思いました。どこかにこの話を書くことで、茶トラが傷つけられた理不尽さや犯人への怒りを昇華させようと思っていたんです。まだマンガを描いているころではなかったので、文字だけのブログに怒りを綴っていたような気がします。

取材・文=押入れの人

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