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「頼っても無駄」ワンオペ育児に耐えた20年。定年した夫の“素顔”に後悔「若い人に伝えたい」

  • 2026.4.16

「もっとこうすればよかった……」誰しも大なり小なり後悔を抱えて生きているものです。筆者の知人で60代の主婦Aさんも、夫が定年を迎えた今、若い人に伝えておきたい後悔があるそうです。いつも我慢してばかりだった昔の自分に、今のAさんがかけてあげたい言葉とはいったいどのようなものなのでしょうか。

画像: 「頼っても無駄」ワンオペ育児に耐えた20年。定年した夫の“素顔”に後悔「若い人に伝えたい」

夫定年後、平穏な暮らし

Aさんは60代の主婦。3人の子どもを育て上げ、現在は定年を迎えた夫と2人で暮らしています。

仕事に行かなくなり、家にいるようになった夫との暮らしはとても平穏です。これまで一切家事をしなかった夫が家にいるようになったら、イライラしてしまうのではないかと思っていたAさん。

ですが、定年後の夫はこれまでの姿が信じられないほど家事をするようになりました。美味しい料理を振る舞ってくれるようになり、片付けができていないと指摘すればすぐにやってくれます。

「言えば、こんなにもやってくれる人だったんだ!」

長年連れ添ったはずの夫の意外な姿にAさんは、日々驚かされていたのでした。

ワンオペ育児、我慢していたAさん

老後を迎えた今、Aさんがよく思い出すのは子育てをしていた頃のことです。

3人の子どもを育てていたAさん。夫は仕事で忙しく、時代的にも子育ては母の仕事という風潮がありました。

夫には頼れず、今でいうワンオペ育児を頑張っていたAさん。育児で眠れない日々が続いて辛くても、反抗期の子どもの対応に悩んでも、夫を頼ることはできないと必死で頑張っていました。

「夫は育児に無関心で家事なんかできるはずもないし、頼っても無駄だから私が1人で頑張らないと」と思っていたのです。

本当は頼れる人だった、思い込みの怖さ

Aさんが頼りたかったときには、頼れる相手ではないと思っていた夫。ですが、定年を迎えて気づいた本当の姿は話の通じる人だったのです。

Aさんは今の夫の姿を見ていると思います。

「もしかしたら、私が育児で辛いとき、この人なら助けてくれたかもしれない」

Aさんはきっと助けてくれないだろうと決めつけて、夫には頼らずワンオペで育児を頑張ってきました。当時はそうするしかないと思っていましたが、本当にそれは正しかったのか今となってはわかりません。

辛いことも楽しいこともあった育児。本当はもっと夫と2人で分け合えたのではないでしょうか。

今子育て中の人に伝えたい思い

子育て真っ最中に戻って自分に伝えられるとしたら、Aさんは「もっと夫を頼ってみなさい。自分だけ我慢せずに、その人は言えば通じる人だし、ずっと隣で歩んでいく人なのだから」と伝えたいと言います。

過ぎたことは取り戻せないAさん。ずっと我慢してきた分を取り戻すように、現在は夫を頼りながら2人で仲良く過ごしていると言います。

「今日の夜ご飯はお父さんが作ってくれる?」

あなたの周りにいる人も、頼ってみたらあなたの助けになってくれるのかもしれませんよ。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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