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「御室桜」で名高い仁和寺の桜!開花時期や見どころ、アクセスは?

  • 2026.3.22

寺社をはじめ、桜の名所が豊富な京都。中でも屈指の桜の名所として古くから知られるのが、仁和寺の桜だ。仁和寺の桜の基本や、桜の開花情報、桜を楽しむ際に知っておきたいポイントをまとめて紹介しよう。

桜の名所として古くから知られる仁和寺 画像提供:総本山 仁和寺
桜の名所として古くから知られる仁和寺 画像提供:総本山 仁和寺

数多くの和歌でも詠まれた美しさに定評のある御室桜

京都府京都市右京区に位置する仁和寺(にんなじ)は、平安時代に光孝天皇の発願により建立された真言宗御室派の総本山。1000年以上の歴史を持つ寺院で、現在は「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されている。

【写真】境内では各所で貴重な文化財と桜の共演が広がる 画像提供:総本山 仁和寺
【写真】境内では各所で貴重な文化財と桜の共演が広がる 画像提供:総本山 仁和寺

古くから桜の名所としても親しまれ、現在では「さくら名所100選」にも選ばれている仁和寺。境内には、ソメイヨシノ、八重桜、山桜、彼岸桜、御室有明(おむろありあけ)、御衣黄(ぎょいこう)、ヨウドウザクラといった多彩な種類の桜が毎年咲き誇る。中でも名高いのが、中門(ちゅうもん)内の西側一帯に約200本が植えられた、遅咲きで有名な「御室桜」だ。

御室(仁和寺)の桜 画像提供:総本山 仁和寺
御室(仁和寺)の桜 画像提供:総本山 仁和寺

読み方を「おむろざくら」というこの桜は、江戸時代の頃から庶民に親しまれ、数多くの和歌にも詠まれてきた。樹高が約2メートルと低いため、目線の高さで間近に花を愛でることができる。その低い樹高から「お多福桜」という愛称でも親しまれている。

【見どころ】御室桜と五重塔が織りなす、江戸時代から変わらぬ絶景

仁和寺の桜の見どころは、やはり五重塔をバックにした御室桜。中門奥の桜並木左手に咲く御室桜と五重塔の景観は、まさに江戸時代から変わらない絶景だ。拝観時間が夕方までということもありライトアップなどは行われないが、昔と変わらぬ日中の青空の下の、陽光に照らされる光景を堪能しよう。

満開の桜から五重塔がのぞく 画像提供:総本山 仁和寺
満開の桜から五重塔がのぞく 画像提供:総本山 仁和寺

また、貴族の装束の色に近いことからその名がついたといわれる「御衣黄」は、淡い緑色の花を咲かせる珍しい桜。このほか、金堂前のソメイヨシノ、観音堂前のヨウドウザクラや、鐘楼前のしだれ桜など、境内の各所で古刹と桜の情緒あふれる共演を楽しめる。

さらに、仁和寺の格式ある伽藍もじっくりと楽しみたい。国宝の金堂をはじめ、重要文化財の中門や五重塔など、門跡寺院として皇族や貴族とのゆかりが深かった仁和寺ならではの様式の数々を、桜を巡りながら観賞することができる。

御室(仁和寺)の桜 画像提供:総本山 仁和寺
御室(仁和寺)の桜 画像提供:総本山 仁和寺

参拝の際は春季限定御朱印にも注目だ。2026年3月9日から期間限定で授与がはじまる「御室桜と黒猫」は、御室桜が咲く一帯に遊びにきた黒猫と、桜越しに望む観音堂の屋根、五重塔の姿が描かれた御朱印。授与料は1躯1500円。同じく3月9日からは、春季限定切絵御朱印 「二王門に咲く春」(1躯1500円)の授与も開始される。愛らしい絵や繊細な切り絵で表現した春の仁和寺の情景は、特別な思い出にもなるはずだ。

2026年春季限定特別御朱印「御室桜と黒猫」 画像提供:総本山 仁和寺
2026年春季限定特別御朱印「御室桜と黒猫」 画像提供:総本山 仁和寺

仁和寺の桜の見頃や「御室花まつり」はいつから?

仁和寺の桜の見頃は、例年4月上旬から4月中旬頃。2025年はソメイヨシノの満開が4月5日、御室桜は4月12日だった。ウェザーニューズの桜開花予想(2026年3月11日)発表によると、近畿の桜の開花は平年並、昨年と比べて同時期かやや早い開花となる予想のため、2026年に訪れる際は2025年の開花時期が参考になりそうだ。また、仁和寺の公式X(旧Twitter)では、開花情報やどの程度咲いているかといった開花状況を例年発信している。

また、2026年3月27日(金)から5月6日(振休)までの期間は、「御室花まつり2026」が開催される。期間中は、仁和寺境内への参拝に特別入山料として大人800円(高校生以下無料)が必要となる。拝観時間は8時30分から17時30分(受付終了17時)まで。

仁和寺へのアクセスは?京都駅からはバスが便利!駐車場は予約不可

仁和寺の最寄り駅は、嵐電(京福電気鉄道)北野線の御室仁和寺駅。ただし、JR京都駅からアクセスする場合、電車の乗り継ぎが複数回必要になる。

京都の地理や交通に詳しくない場合は、京都駅から乗り換えなしでアクセスできる市バスの利用がおすすめだ。26号系統に乗車して約40分、「御室仁和寺」停留所を下車してすぐ。

自動車の場合は、名神高速京都南ICから約40分、名神高速京都東ICから約40分。駐車場は2025年10月11日から時間貸駐車場「GSパーク仁和寺」として24時間利用が可能となっている。ただし予約はできないため、混雑する桜のシーズンは公共交通機関の利用を検討しよう。

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