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君はできるか、本気の喜怒哀楽を… 子育てに“演技力”が役立つ理由とは?【書評】

  • 2026.3.19

【漫画】本編を読む

コミックエッセイ『子育てしたら白目になりました』の作者・白目みさえさんは、精神科の心理カウンセラーとして働きながら年子の子育てに奮闘するワーキングママ。そんな彼女が白目になりつつも、過酷な育児をどう乗り越えてきたのか。同作では、そのメソッドの一端が明かされている。

2児の母であるみさえさんが、これからママになる人たちに伝えたい“子育てに必要なもの”。それは「演技力」だ。喜びは大げさな動きで表現し、哀しみは本気の涙で伝える。中途半端な演技では子どもたちにすぐ見抜かれてしまうため、一見“やりすぎ”と思えるくらいがちょうどいい。そうした本気の喜怒哀楽が、子育てに役立つのだという。

中でも忘れてはならないのが「恐怖の演技」。例えば子どもがなかなか言うことをきかない時は、“鬼が悪い子を迎えに来た”という設定で迫真の芝居を打つ。「な、なんですって? 悪い子を探しに来た!?」「うちには悪い子なんていません!」「ええ帰ってください! うちには悪い子なんていません!」――子どもが本当に鬼の来訪を信じたなら、ひとまず成功だろう。

ただし、目の前で鬼に電話をかける芝居はなるべく避けたい。親が鬼の仲間に見えてしまうからだ。親はあくまで、子どもを守る側に立つ存在。それが白目流の子育てメソッドである。

こうした育児ママならではの秘訣がのぞけるのも、『子育てしたら白目になりました』の大きな魅力のひとつ。笑いの中に、明日から使えるヒントが詰まっている。

文=ハララ書房

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