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『炎上』森七菜、魂を込めて演じた少女役で新境地! 場面写真&メイキングカット公開

  • 2026.3.19
映画『炎上』場面写真 width=
映画『炎上』場面写真

主演・森七菜×監督・長久允(ながひさ・まこと)の初タッグとなる映画『炎上』(4月10日公開)より、場面写真とメイキング画像が解禁された。

【写真】貴重な『炎上』メイキングカットも公開

本作は、監督・脚本を手がけた長久允が「新宿・歌舞伎町のニュースを目にし、現場を取材して彼女/彼らの物語を描くべきだと感じた」ことを出発点に、5年の歳月をかけて多方面への取材を重ねて完成させたオリジナル長編映画。撮影では舞台となる新宿・歌舞伎町で実際にロケを行い、街のリアルな空気感をそのまま作品に落とし込んでいる。

主人公・小林樹理恵(通称:じゅじゅ)を演じるのは、映画『国宝』『秒速5センチメートル』に出演し、その存在感と演技力の高さに国内外から評価を集めている俳優・森七菜。

両親はカルト宗教の信者で、父親からは妹とともに厳しい教育によって行動を制限されてきた樹理恵。辛い現実に妹と2人で耐える日々を送っていたが、ある日、彼女は妹を残して家を飛び出してしまう。行き場を失った樹理恵が救いを見出したのはSNSだった。「あの広場に行くと、この人が助けてくれるよ→@kami」――そんなDMを頼りに、歌舞伎町へとたどり着く。そこでは、それぞれの生きづらさや傷を抱えた若者たちが、寄り添いながら生きていた。

初めて出会った仲間から、樹理恵は「じゅじゅ」という新しい名前を与えられる。寝る場所やスマホを得ただけでなく、仕事も教わり、歌舞伎町で生きる術を身につけていく。やがて「じゅじゅ」は、それまで感じたことのない人生の楽しさに気づき、少しずつ笑顔を取り戻していく。さらに、ひとり家に残してきた妹を連れ出し、共に暮らすという“夢”と“希望”を抱くようになり、歌舞伎町・トー横は彼女にとって唯一の居場所となっていく。

今回解禁された場面写真では、コスプレ姿でカラオケに入り浸る、じゅじゅたちの日常風景が切り取られている。樹理恵(通称・じゅじゅ)を演じた森は、これまでのピュアで天真爛漫なイメージをかなぐり捨て、体当たりの演技で新境地を切り開いた様子がうかがえる。

メイキング画像でも、辛い日々に耐えながら“ただ”生きていたおとなしい少女・樹理恵から、自由に生きる「じゅじゅ」へと劇的に変化していく姿が映し出されている。ハーフツインで印象的な表情を浮かべる森の姿も公開された。

長久監督は、今回初タッグとなった森について「樹理恵をステレオタイプの不幸な主人公にはせずに、自身が持つ生き生きとした姿を付加することで躍動感を生んでくれました。飛び跳ねたり、笑ったり、ペットショップでチワワを見たり。森さんが演じたからこそ立ち上がった“樹理恵像”がありました。演技に定評があるのは周知の事実ではありますが、この組の誰よりもエネルギッシュで元気でプロ意識も高い。座長として全体を引っ張ってくれて、僕自身も頼りっぱなしでした」と明かし、現場での様子を絶賛した。

森自身は本作のオファーを受けた当初、じゅじゅ役に運命的な縁を感じていたという。撮影時も「じゅじゅとして、“今”を生きることしか考えていませんでした。だから、撮影からしばらく経ったサンダンス映画祭で改めて作品を観た時に、初めてじゅじゅが辛かったんだ、という感情を受け取ったんです」と語り、自身も気づかないほど役と同化していたことを明かした。

さらに森は、本作の撮影期間中、役作りの一環として自らの意思で新宿近辺のホテルに宿泊していた。その事実を事後に知らされた制作陣は、本作にかける森の本気度に感嘆したという。

映画『炎上』は、4月10日より公開。

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