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【第98回アカデミー賞】『ハムネット』で主演女優賞のジェシー・バックリー「母親の魂にこの賞を捧げたい」

  • 2026.3.16

現地時間3月15日(日本時間3月16日)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第98回アカデミー賞授賞式で、心に残った授賞式のスピーチをいくつかピックアップ!2本目は、『ハムネット』(公開中)で初のオスカーに輝いたジェシー・バックリーのスピーチを紹介する。

【写真を見る】ジェシー・バックリー、赤とピンクの愛らしいドレス姿の全身ショット

【写真を見る】ジェシー・バックリー、赤とピンクの愛らしいドレス姿の全身ショット [c]A.M.P.A.S.
【写真を見る】ジェシー・バックリー、赤とピンクの愛らしいドレス姿の全身ショット [c]A.M.P.A.S.

本作は『ノマドランド』(20)で、第93回アカデミー賞で作品賞、監督賞を受賞したジャオの監督最新作。原作は英⼥性⼩説賞、全⽶批評家協会賞を受賞したマギー・オファーレルの同名小説で、シェイクスピアの名作戯曲「ハムレット」誕生の裏に秘められた愛と悲劇を描く。バックリーは、ウィリアム・シェイクスピアの妻、アグネス・シェイクスピアを演じた。

『ロスト・ドーター』(21)での助演女優賞候補を経て、今回の『ハムネット』で2度目のノミネートにして見事に初受賞となった。オスカー像を手にステージに上がったバックリーは、大興奮の様子で「本当にありがとうございます!私にとってこれは…」と言いかけたあと、思わず笑いながらも「ただただ、信じられない!光栄なことです」と喜びを語った。

『ハムネット』でウィリアム・シェイクスピアの妻、アグネス・シェイクスピアを演じたジェシー・バックリー [c]A.M.P.A.S.
『ハムネット』でウィリアム・シェイクスピアの妻、アグネス・シェイクスピアを演じたジェシー・バックリー [c]A.M.P.A.S.

主演女優賞には、『ブゴニア』(公開中)のエマ・ストーン、『センチメンタル・バリュー』(公開中)のレナーテ・レインスヴェ、『ソング・サング・ブルー』のケイト・ハドソン、『If I Had Legs I'd Kick You(原題)』のローズ・バーンらもノミネートされていたが、4人について「一緒にお仕事ができるすばらしい女性。みなさんは、私にすごくインスピレーションを与えてくれています。私もそんなふうになりたいです」とリスペクトし、プロデューサー陣らスタッフにも感謝した。

クロエ・ジャオ監督最新作『ハムネット』は公開中 [c]2025 FOCUS FEATURES LLC.
クロエ・ジャオ監督最新作『ハムネット』は公開中 [c]2025 FOCUS FEATURES LLC.

さらに、アイルランドから家族全員が来ているとのことで「お父さん、お母さん。私に夢を見ることを教えてくれてありがとう。自分の情熱を貫けと言ってくれてありがとう」と言ったあと、パートナーであるフレディ・パウエルについても「本当に愛してる。あなたは最高の父親で私の親友。あなたとの子どもをあと2万人くらい産みたいわ」とノロケ発言をしたあとで、生後8カ月だという娘についても「いま、何が起きているかなんてまったくわかっていない小さな娘アイラへ。これは、とても大きな出来事なの。あなたを愛しているし、あなたの母でいられることが嬉しいし、あなたのそばで人生を発見していけるのが待ちきれないわ。大好きよ」と母としての喜びも口にした。

初受賞となったジェシー・バックリー [c]A.M.P.A.S.
初受賞となったジェシー・バックリー [c]A.M.P.A.S.

加えて、ジャオ監督や、原作者の名前も挙げ「本当にこの2人が私のことをわかってくれて、母の愛というものを描いてくれたこと、それを教えてくれたことがとても大きかったです。今日はイギリスでの母の日です。すばらしい母親の魂にこの賞を捧げたい。また、我々は先輩たちがたくさんいてくれたからこそ、ここに来れたと思いますので、今回認めてくれたことについても、本当にありがとうございます。本当に光栄です」と語り、スピーチを締めくくった。

文/山崎伸子

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