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「スニーカーは見せて守る」「棚とバーは可変式に」。快適に服と付き合うための収納術

  • 2026.3.15
服部昌孝と竹田 純の収納棚

RENOVATION & CUSTOM MADE

心地よさと利便性を備えた服の居場所をデザイン

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竹田 純のポートレート

竹田 純(〈HYBE design team〉代表)

たけだ・じゅん/インテリアデザインを主軸に、衣食住、オフィスから店舗まで幅広い空間の設計を行う。新旧、時間軸を超えたハイブリッドな視点でアウトプットするデザインが特徴。

ショップやレストランなどの内装を手がける竹田純さん。昨年、自邸のリノベーションを自らデザインした。

透明のガラスだと服が丸見えなので、抽象的にぼかすために波板ガラスを採用。ガラス面にブルーのシートを張ることで、空間への圧迫感をさらに軽減する工夫が施されている。
竹田 純のクローゼット
通称“ガチャ柱”はバーや棚の高さを自由に変更可能。〈ペンコ〉のボックスには衣替え前の服を収納。

「家全体が空間を壁で細かく区切らず抜けを作るデザインで、その思想はクローゼットにも反映させています。寝室に併設したクローゼットはあえてウォークインにはせず、ベッドとの間に特注の衣装棚を置くことで空間を仕切りました。妻と子供も同じクローゼットなので、いつでも棚やバーの高さが変えられるように設計しています。仕事で培った什器(じゅうき)に対する知識やアイデアを自宅で活用するのは、少し新鮮な気持ちでしたね」

「空間の施工をお願いした〈studio inc.〉のブレーンでもある埼玉の特注家具店〈CUSTOM〉が作ってくれたオーダー品。取っ手などを排したシンプルなプッシュ式のデザインが気に入ってます」
「しまう前の服を一時的に投げ入れたり、バッグをまとめて保管したり。用途を決めすぎず家の中の各所に無造作に置いてます」。左から〈イエティ〉〈パシフィックファニチャーサービス〉〈ソー〉のもの。
玄関のドアを開けると、親子3人の靴がずらり。「特注の下駄箱は江東区に工場を構える〈SET UP〉に依頼したものです。靴をあえて隠さないで、そのまま見える作りにしました」

OPEN SHOES STORAGE】靴は学びのアーカイブ。見せて守るボックス棚

靴は学びのアーカイブ。見せて守るボックス棚

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服部昌孝のポートレート

服部昌孝(スタイリスト)

はっとり・まさたか/〈服部プロ〉主宰。日本のバイク文化から着想を得た〈紫電〉や〈ユナイテッドアローズ&サンズ バイ マサタカ ハットリ〉のディレクションも務める。

自身が経営する会社〈服部プロ〉の社長室にずらりと並んだ靴たち。引っ越しを機に導入したのが、“見せるシューズ棚”だ。

服部昌孝のシューズボックス
服部さんの会社の社長室の一角。スタイリストという職業柄、増え続けるシューズが並ぶ。「収納しているのは、形を崩したくないヴィンテージや稀少なモデルが多いです」
服部昌孝が靴をしまう様子
「保管用とはいえ、靴は履かないと意味がない。マグネット式のカバーは出し入れが簡単でストレスがないので、飾って眠りっぱなしにならないんです」

「Amazonでまとめて購入したケースは組み立てが簡単で部屋に合わせてアレンジしやすい。マグネット式のカバーで出し入れが簡単だし、埃が入るのを防いでくれるので便利。中にはジョーダンブーツなど、古いモデルで加水分解し、ソールが剥がれてしまったものも。ケースの一番の目的は収納ですが、もう履けない思い出深い一足の保管や、学生時代に憧れていた靴のコレクションとしての役割も担ってくれているんですよね」

服部昌孝のシューズボックス
ハイカットでも高さを気にせず収納可能。「中高生の頃に買いたくても手が届かなかったバッシュたちは、復刻のタイミングで少しずつ集めています」
服部昌孝のシューズボックス
コレクションはスニーカーのほかに革靴も。〈マルタン マルジェラ〉の「アーティザナル」コレクションのブーツなど、高さのあるものは上に積み、余白が生まれがちな靴棚上のスペースを有効活用。

 

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