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初心者でも簡単に育てられる!鉢植えで楽しむ【ミモザ】植えつけプロセスを公開

  • 2026.3.8

初心者でも簡単に育てられる!鉢植えで楽しむ【ミモザ】植えつけプロセスを公開

「幸せの黄色い花」、ミモザを自宅で育ててみませんか? 植えつけの基本から、日々の管理、そして長く楽しむための剪定のコツまで、初心者にもわかりやすく解説します。

監修
けいすけさん ガーデンデザイナー

花苗や植木に加え、世界中から取り寄せた資材・雑貨を駆使し、庭のトータルコーディネートを行う。「グリーンギャラリーガーデンズ」の個性を生かした空間づくりのエキスパート。

【Garden Designer ch グリーンギャラリーガーデンズ】
https://www.youtube.com/channel/UCiGOUeqC7nDgJ6TfjHlN9-g

小花と繊細な葉が美しい! 観賞にアレンジに楽しんで

ミモザ(ギンヨウアカシア)は小さなポンポン状の黄金色の花はもちろん、一年中楽しめる葉もとても魅力的です。アカシア属の中でも、いちばん花つきがよく、花数も多い。こんなに花が咲く花木は日本にはあまりないですし、ミモザはとくに濃いブルー葉で、鳥の羽のような形が特徴的。ベランダや庭でアクセントにもなり、また、初心者でも栽培が難しくないのでおすすめです。園芸店で購入した花芽つき苗は、その年にきれいな花を咲かせます。翌年以降は日々の管理が結果にあらわれますが、初心者でも失敗しないミモザの育て方を伝授しますので、まずは鉢植えから挑戦して、長くミモザを楽しんでください!

はじめての人でも失敗しない!【ミモザの育て方のコツ】

小さなスペースやコンパクトに栽培したい人は、鉢植えがおすすめ。基本的な育て方を知って、ミモザを暮らしに取り入れてみましょう。

「アカシア」と「ミモザ」の違いって?

私たちが春に園芸店や生花店、庭で目にする「ミモザ」は、日本ではギンヨウアカシアを指すことが多いようです。植物学上はアカシア属の一種で、マメ科アカシア属。原産地はオーストラリア、アフリカなどの熱帯・亜熱帯地域で、オージープランツとしても知られています。
アカシアがヨーロッパに伝わった際、その葉形が本来のミモザ(オジギソウ属)に似ていたため、オジギソウの学名(Mimosa pudica)に由来してミモザアカシアと呼ばれました。のちにアカシア部分が省略され、ミモザの名が定着したといわれています。ヨーロッパでは、フサアカシアを「ミモザ」と呼ぶことが多くあります。

①植えつけ

ミモザは花芽つき苗が、2月下旬ごろから園芸店に出回ります。樹形バランスが整ったもの、葉が傷んでいたり変色していないもの、傷がないものを選ぶとよいでしょう。少し鉢を振ると、根がしっかり張っているかも確認できます。植えつけ時期は3~5月といわれていますが、最高気温が15~20度ごろに行うのがベスト。植えつけ後の支柱も忘れずに! 鉢植えから地植えに植えかえる場合は、剪定後に行いましょう。植えつけ方法は次のページで詳しく紹介しています。

②日々の管理

ミモザは水やりと日当たりのよさが基本です。植えつけ後は、毎日水やりをしましょう。鉢土全体に、鉢底から水が流れてくるまで、たっぷりとあげてください。また、ベランダや庭では日照の確保がマスト。一日中日の当たる場所や、西日が当たる場所に鉢を置くとよいでしょう。ベランダの場合は室外機からは離して置くようにします。

水のやりすぎは根腐れの原因に。割り箸を土にさして湿っていたら水をやらずに、鉢土が乾いてから水やりを。

③剪定

開花後4月下旬ごろに行います。また、コンパクトな樹姿をキープしたい人は、あわせて根の剪定も。鉢から根鉢を取り出し、根をほぐします。根腐れした部分は自然と落ちてしまうので、残った太い根の1/3くらいを剪定。細い根だけを残して再度植えつければ、鉢のサイズを頻繁に変えずにコンパクトに育てられます。より大きく育てたい人はこのタイミングで鉢をワンサイズ大きくしましょう。

翌年も花を咲かせるために、必要不可欠なミモザの剪定。葉の剪定方法は次の記事で紹介。

ミモザの植えつけ

植えつける鉢は、購入時のポットから一~二回りサイズアップします。根鉢をくずしすぎると枯れる原因になるので要注意!

用意するもの

鉢(10号)、鉢底石(今回はネット入りの軽量タイプを使用)、ガーデンフォーク(フォークでも可)、棒(スコップの柄でも代用可)、土入れ、スコップ、培養土、箱(培養土を入れる)

アカシア・ブルーブッシュの苗(8号鉢)


園芸用手袋をつけ(あれば)、鉢に鉢底石を入れる。


①の上から培養土を鉢の1/4くらいまで入れる。鉢底石が見えなくなればOK。


ポットから苗を取り出す。根が回っていて苗を取り出しにくい場合は、棒でポットの周りを軽くたたくと振動でポットがはずれやすくなる。


土の表面についている肥料や雑草をとる。


ガーデンフォークと手を使って、下から徐々に根をほぐす。マメ科の植物は、根鉢をくずされることを嫌うので、やさしくほぐす。


肩の部分の土を少し落とす。


鉢の中に苗を入れ、鉢の縁から2cm程度のウオータースペースがあり、苗の肩部分が鉢土の表面と同じ高さになるように、底に土を足し調整する。


苗の向きを決めて、ウオータースペースまで土を足す。


土を足していく途中で、棒を使って、根と土をしっかり密着させなじませる。


手でぎゅっと押し込みながらならす。土が沈んだら、さらに土を足す。根鉢の周りにも土を足し入れる。


最後に、鉢をテーブルや地面にトントンと軽く打ちつける。土を均一に密着させることで、水やりの際、水が通りやすくなる。


植えつけ後は、水をたっぷり与えて、完成。

撮影/柴田和宣(主婦の友社)
写真協力/青木純子
撮影協力/グリーンギャラリーガーデンズ

※この記事は『園芸ガイド』2026年冬号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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