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モラハラ夫が隣人の妻と不倫していた…サレ妻とサレ夫が離婚のために協力するなか、見えてくるシタ夫とシタ妻の真の目的とは?【書評】

  • 2026.3.6

【漫画】本編を読む

モラハラ夫が隣人の妻と不倫。その事実を知ったサレ妻とサレ夫が、互いの幸せを掴むために協力して離婚を画策していく姿を描いた『計画離婚 ~そして夫は私に復讐される~』(さぶれ:原作、あかば:漫画/KADOKAWA)。小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の小説を漫画化した作品だ。

専業主婦の宏美は、家庭を顧みず、常に「クズ」「本当に使えない」と暴言をぶつけてくる夫に耐え忍ぶ日々を送っていた。そんなある日、一人娘が通う幼稚園で宏美は隣に住む同い年の子どもを持つ父親・篤と知り合いになる。子ども同士が仲良くなったこともあってふたりは「親友(おやとも)」となり、そして篤が家事も育児も一切しないモラハラ妻に苦しめられていることを知る。子どもを介しつつ、お互いワンオペの状況を補うために協力していくようになり、一緒に公園に遊びに行くなどの交流を深めていくなか、宏美の自宅電話にとあるホテルから女性もののピアスの忘れ物があるとの連絡が。ピアスはしないどころかホテルにも行っていない宏美は夫の不倫を確信してショックを受け、しかもそのピアスの持ち主は、なんと篤の妻であることが発覚する。宏美の夫と篤の妻が不倫していたのだ。日々虐げられてきたサレ妻の宏美とサレ夫の篤は、復讐のために結束して「計画離婚」を画策することになる――。

本作が面白いのは、単にサレ妻とサレ夫が協力してそれぞれのパートナーを断罪するという物語ではなく、なぜピアスの忘れ物が宏美にバレるような連絡先をホテルに伝えていたのかなど、シタ夫とシタ妻の謎めいた行動の真意と目的を探っていく謎解きのような要素が加わっているところだ。宏美と篤には幸せになってほしいと願いながら、真相に近づいていくふたりに待ち受けているものが気になってページをめくる手が止まらなくなる。なお、2026年3月31日(火)に最終巻が発売されるので、この機会に最後まで物語を見届けよう。

文=287XR

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