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「新しい店員、連れてきました」バイト君がカフェに連れてきたのは“ペンギン”?シュールすぎる異種間コメディ【作者に聞く】

  • 2026.2.28

扉を開ければ、そこには芳醇な珈琲の香りと、トコトコと歩く愛らしい3羽のペンギンたち。世禕(@MocHizuki_sei)さんが描く『ペンギン喫茶は今日も青天』は、その圧倒的な画力と、動物と人間が織りなす優しい世界観でフォロワーを虜にした。

ある日、カフェにバイト君が連れてきたのは「新しい店員」としてのペンギン。突飛な始まりでありながら、読者の心を解きほぐす不思議な魅力に満ちた本作について、作者の世禕さんにインタビューした。

「ペンギン×美男子」のイラストから始まった、解像度の高い物語

「ペンギン喫茶は今日も青天」1-1 画像提供:世禕さん
「ペンギン喫茶は今日も青天」1-1 画像提供:世禕さん
新しいバイトを連れて来たのだが…!? 1-2「ペンギン喫茶は今日も青天」 画像提供:世禕さん
新しいバイトを連れて来たのだが…!? 1-2「ペンギン喫茶は今日も青天」 画像提供:世禕さん
1-3 画像提供:世禕さん
1-3 画像提供:世禕さん

本作の誕生は、世禕さんが描き続けてきた一枚のモチーフがきっかけだった。

「もともとペンギンと男子をテーマにしたイラストやショートアニメを描き続けていました。彼らの関係性の解像度をもっと上げて届けたいと思っていたタイミングで、編集さんからお声をかけていただいたのが始まりです」

バイト君がペンギンを連れてきたり、ペンギンがお客さんとして来店したり……。これまで世禕さんが温めてきたいくつもの世界線が、一つの物語として結実した。

見た目は同じでも「性格」は三者三様。リアクションに込めたこだわり

本作の魅力は、なんといってもペンギンたちの愛くるしさと、それを見守る店長やバイト君の格好良さのコントラストにある。

「ペンギンたちはビジュアルが基本的に同じなので、性格や行動、リアクションでそれぞれの個性が伝わるように工夫しています」

3羽のペンギンたちが、忙しい喫茶店の中でどのように動き、人々の心を癒やしていくのか。世禕さんの丁寧な筆致によって、一羽一羽に命が吹き込まれていく。

「CAFE MICHIKAKEがあれば行きたい」 作者が願う穏やかな時間

動物と触れ合えるカフェが増えている昨今だが、世禕さんにとっての理想は、自身が描く物語の中にあった。

「もし実際にあるなら『CAFE MICHIKAKE』に行ってみたいですね。ペンギンの“3号”を膝に乗せながら、ゆっくり珈琲を楽しめたら最高です」

物語は伏線回収へ。日常コメディの先に見据える「重い話」への情熱

今後の展望について伺うと、「ペン喫ではまだ回収していない伏線があるので、そこまでは彼らの話を描き切りたい」と語ってくれた。

また、今後は日常コメディを主軸にしつつも、「個人的に少し重い話が好きなので、趣味の方で音楽を題材にしたお話なども描いていきたい」と、表現の幅を広げる意欲を見せる。

ユニークな設定と、ため息が出るほど美しいビジュアル。今日も『CAFE MICHIKAKE』では、ペンギンたちがトコトコとあなたを待っている。

取材協力:世禕(@MocHizuki_sei)

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