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妻「まさかあの窓から?」40歳で認知症の夫が消えた…雨の日に裸足で脱走→見つけた直後『夫の一言』に妻が絶句

  • 2026.7.5

父・ヒロシ、母、中学生の妹と暮らす高校生の主人公。どこにでもいるような、ごく普通の4人家族の一員でした。

しかし、父に脳腫瘍が見つかり手術を受けることに。その後、腫瘍が破裂し、緊急手術が行われます。1年以上の入院生活を終えた父は自宅へ戻りますが、以前とはまるで別人のように顔つきや言動まで変わっていました。

術後の影響だと思われていた父の異変は、若年性認知症によるものだったのです。

記憶が保てなくなった父との生活は、家族の負担を少しずつ大きくしていきます。何度説明しても忘れてしまう父に感情をぶつけてしまった主人公でしたが、「ふざけるな」と拳を振り上げる父の姿を見て、父はもういないのだと実感してしまうのでした。その後も認知症の父との向き合い方を模索していくのですが…。

吉田いらこさんの『若年性認知症の父親と私』をご覧ください。

「ここにいるのは知らないおじさん」そう思うことにした

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家の周りを探していると、父は塀を乗り越えて外へ出ていました。捜し歩くと、自由のきかない身体で裸足のまま雨の中を歩いていたのです。「家に帰るんですよ」と話す父に、母は「そこまでして帰りたい家ってどこなの」と複雑な思いを抱きながら連れ帰ります。

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父がとても温厚になったものの、一日中ぼんやりと過ごすことが増えてしまいます。父らしさや感情と引き換えに、主人公は暮らしやすさを手に入れたのだと自分を納得させるのでした。

認知症の症状に振り回される日々は、本人だけでなく家族にとっても大きな負担ですよね。手がかからなくなったことで安心する反面、人らしさが失われていくような複雑な思いも残ります。家族にとって何が本当の幸せなのか、考えさせられた方も多いのではないでしょうか。

吉田いらこ

 



 

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