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はるな愛、19歳の決断を支えた“医師” たった独りで執刀した13時間の手術

  • 2026.3.27
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2018年撮影:ミニアルバム「BONダンス」の発売イベントを開催したはるな愛 (C)SANKEI

2026年3月20日に公開された“『昭和の常識』に翻弄された人生…Netflix化された壮絶な人生とは【はるな愛】”では、はるな愛さんが自身の性別適合手術にまつわる衝撃的なエピソードを鈴木おさむさんに赤裸々に告白しています。19歳で手術を決意したはるなさんを待ち受けていたのは、看護師全員がボイコットするという前代未聞の事態。担当の和田先生がたったひとりで執刀したといいます。さらには看病に来たおばあちゃんとの、笑いなしには語れない珍事件まで飛び出しました。

看護師がボイコット——たったひとりの医師が挑んだ、深夜の手術室

19歳で性別適合手術を決意したはるな愛さん。しかしその道のりは、想像をはるかに超えるものでした。

担当の和田先生は独学で手術を習得。睾丸摘出手術当日は看護師がボイコットするという異常事態が起き、先生はたったひとりで執刀することになります。「先生ひとりでやるからねって言って、なんかいろんなもの周りにおいてやり出したんですよね。ちょっとそれは怖かった」というはるなさんの言葉は、その場の緊迫感をリアルに伝えています。

その後おこなわれた性別適合手術の直前には、怖気づいたはるなさんが「やめます」と申し出ると、先生は「何言ってるんだ今更って。こんなね、みんな集めてね、ここ借りてね、君のためにみんな来てくれてるのにって言って、また怒られた」といいます。その熱意に背中を押され、市民病院の地下室で夜10時から始まった手術は13〜14時間にも及びました。先生の本気が、はるなさんの人生を動かした瞬間です。

カレーと一緒に食卓へ——おばあちゃんが開けてしまった“開かずの瓶”

壮絶な手術を終えたはるなさんですが、そのあとに起きたエピソードがまた強烈。摘出されたものを「捨てる」と言われた際、「先生くださいって言って」と申し出て瓶に入れて持ち帰ったというのです。

置き場に困り冷蔵庫で保管していたところ、胸の手術後に看病へ来たおばあちゃんが、その瓶をカレーと一緒に食卓へ並べてしまうという事件が発生。「テーブルの上におばあちゃんのカレーと私のカレーと真ん中にあの開けてはいけないあの瓶を蓋開けて置いてるの」という証言は、その光景のシュールさを鮮やかに伝えています。おばあちゃんには悪意がまったくないところが、また笑いを誘うポイント。

「おばあちゃんあかん。これ食べたらあかんやつって言って……」と、はるなさん自身も笑いながら振り返るこのエピソード。どんな経験も笑いに変えてしまうはるなさんのたくましさが光ります。

コメント欄では、「和田先生本当にすごい方でした」「和田先生がすごすぎた」など和田先生のエピソードに驚く声が多くあがっていました。

笑いと強さを兼ね備えた、はるな愛というひとりの人間

壮絶な手術の経緯も、そのあとの珍事件も、はるな愛さんの口から語られると不思議と温かみを帯びます。それはきっと、どんな状況にも正直に向き合い、笑いに変える力を持っているから。先生の熱意に応えた勇気も、おばあちゃんの珍行動を愛情込めてツッコむ姿も、はるなさんの人間としての魅力そのもの。波乱万丈な経験を経てきたからこそにじみ出る、あたたかさとユーモア。そんなはるな愛さんだからこそ、多くの人に愛され続けているのだとあらためて感じさせられます。