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「女として生きたい」はるな愛、高校時代“決死”のカミングアウト→父が見せた涙

  • 2026.3.27
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2018年撮影:旅チャンネルの東北観光応援特集「がんばろう!日本」の応援団長に就任した歌手、はるな愛 (C)SANKEI

2026年3月20日に公開された“『昭和の常識』に翻弄された人生…Netflix化された壮絶な人生とは【はるな愛】”では、鈴木おさむさんとはるな愛さんが、笑いと涙が交差する濃密なトークを繰り広げています。高校生の頃、厳格な父親に「女として生きていきたい」と打ち明けたはるな愛さん。家族との関係が終わってしまうかもしれないという覚悟を胸に選んだカミングアウト、そして長年無視され続けたお母さんとの沈黙が、自身の人生を描いた映画をきっかけについに動き出す和解——。飾らない言葉でまっすぐに語られるからこそ、聞く人の心に深く刺さる、予想外の感動的な展開が飛び出しました。

「これ言うたら家族の関係終わっちゃう」——覚悟のカミングアウトで父が初めて見せた涙

高校生のとき、学校をサボっていることがバレたのをきっかけに、ファミリーレストランで父親に向き合ったはるな愛さん。

「これ言うたら家族の関係終わっちゃうんじゃないかなと思って女として生きていきたいってこと言ったんですよね」

この言葉は、ずっと心の中に抱えてきた本音を打ち明けることへの、切実な恐怖を表しています。それでも口にできたのは、もう自分を偽り続けることへの限界があったから。そんな覚悟が伝わってきます。

「暴れると思っていた」という父親はフォークをガンとしただけで、涙を流して「わかった」と言い、はるな愛さんが生まれて初めて見る泣き顔を見せたといいます。「やっと言えたっていうのと、やっぱり寂しかった」——解放感と寂しさが半分半分だったという複雑な感情は、長年ひとりで抱えてきた重さをそのまま映しています。受け止めてもらえた安堵と、親に「ごめん」と思ってしまうやさしさが共存している、はるな愛さんらしい言葉です。

長年の沈黙を越えて——お母さんと映画館で迎えた涙の和解

カミングアウトのあと、母親との関係はしばらく難しい時期が続いたといいます。長年、無視されていたというはるな愛さん。そんな母と子の関係が動いたのは、自身の人生を描いた映画『This is I』の鑑賞がきっかけでした。

映画が始まると、母親は冒頭から涙を流し、はるな愛さんと母親が登場する場面では嗚咽が出るくらい俯いていたといいます。上映後、母親は涙ながらに「ありがとうございました」と語りかけてきたそう。「ママもなんかあんとき無視して悪かったなって思ってたと思うし」というはるな愛さんの言葉は、責めるでも許すでもなく、お互いの気持ちをそっと受け止め合おうとするやさしさにあふれています。言葉にしなくても伝わるものがある、そんな親子の時間だったのでしょう。

さらにこの場には、はるな愛さんの性別適合手術を担当した和田先生の遺族も同席していました。先生の息子が「すっごい泣きながら、親父に会えた感じがしたって言って」と語ったというエピソードも紹介され、スタジオは静かな感動に包まれました。映画という形で、大切な人たちとの絆が改めてつながった瞬間です。

コメント欄では、「Netflixで号泣しながら観ました」「映画感動しました」など、映画を観た人たちからも絶賛の声があがっていました。

笑いも涙も包み隠さず——それがはるな愛さんの魅力

はるな愛さんのトークには、重いテーマも軽いテーマも、同じ温度で語られる独特の誠実さがあります。

父の涙、母との長い沈黙と和解、そして先生の遺族との再会——どのエピソードも、飾らない言葉でまっすぐに届けられるからこそ、聞いた人の心にじんわりと残ります。人生の大切な場面をユーモアも交えながら話せるのは、すべてを受け入れてきた強さの証。これからも、はるな愛さんらしい言葉でたくさんの人を元気にしてほしいと思います。