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「プレゼントしたバッグ返して」別れた彼からのメッセージ→私が送ったリストの内容を見ると…【短編小説】

  • 2026.3.1

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

別れた彼からの理不尽な要求

彼とお別れして、やっと心が落ち着いてきた頃のことです。

スマホの画面に表示されたメッセージを見て、私は思わず目を疑いました。

「この前プレゼントしたバッグ返してくれないかな?」

別れた彼からの、信じられない要求でした。

たしかに私の誕生日に一緒に選びに行ったものですが、別れた後に返せと言うなんて聞いたことがありません。

しかも、そのバッグだって彼が全額出してくれたわけではないのです。

お会計のときに「手持ちが足りないから」と言われ、私が少しだけお金を足して買ったものでした。

思い返せば、付き合っていた頃から、彼のお金へのルーズさにはモヤモヤしていました。

デート代は基本割り勘ですが、小銭がないからと私が端数を多めに出すことが頻繁にありました。

それどころか、彼の給料日前には「ピンチだから」と頼まれ、夕食をご馳走することも少なくありませんでした。

私が送ったのは

「プレゼントを返せって言うなら、こっちにも考えがあるわ」

私は苛立ちを通り越して、すっかり冷めた気持ちになりました。

そして、彼とのトーク画面を開き、一つのリストを打ち込み始めました。

それは、私が過去に彼に奢った食事のメモです。

家計簿アプリを見返しながら、彼に奢った焼肉やお寿司などの代金を細かく書き出していきます。

さらに、彼が「後で払う」と言ったまま有耶無耶になっている立て替え金もすべて記載しました。

合計すると、あのバッグの値段なんて軽く超える金額になっていたのです。

私はその詳細なリストと一緒に、こうメッセージを返信しました。

「バッグはすぐに郵送します。その代わり、このリストにある食事代と立て替え金から、バッグの金額を引いた残りの差額を振り込んでください。」

送信ボタンを押した瞬間、胸の奥にあったつかえがスッと取れるのを感じました。

数分後、リストの内容を見た彼からのメッセージに「既読」がつきました。

しかし、待てど暮らせど返信は一向にきません。

翌日になっても、その次の日になっても、彼からの連絡はありませんでした。

もちろん、指定した口座への振り込みもありません。

結局、彼から返送先の連絡はなく、バッグは私の手元に残ったままです。

彼も自分の振る舞いを数字で突きつけられ、さすがに気まずくなったのでしょう。

面倒な縁がすっぱり切れて、本当によかったと心から思いました。

これからは、もっと気持ちよくお付き合いできる人を見つけようと思います。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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