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2020年1月、日本中を駆け巡った “トップアイドルの卒業”「寂しい…」「受け入れたくない」今なお止まらない“快進撃”

  • 2026.3.24

スターの中には、人気絶頂のさなかに自ら新たな道を選ぶ人がいます。今回は、“卒業・引退に衝撃走った芸能人たちPart2”をテーマに5名をセレクトしました。本記事ではその第3弾として、白石麻衣さんをご紹介します。圧倒的な美貌と、誰からも愛される飾らない人柄。完璧なエースが、コロナ禍という困難な状況下で見せた「最後の一日」を振り返ります――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

「ついにこの時が…」日本中を駆け巡った卒業発表

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

2020年1月7日。新しい年が始まったばかりの日本に、衝撃のニュースが飛び込んできました。乃木坂46の1期生として結成当初からグループを牽引してきた白石麻衣さんが、25枚目シングルの活動をもって卒業することを発表したのです。

白石麻衣ですが、3月25日(水)に発売となる25thシングルの活動をもちまして、乃木坂46から卒業することになりました。出典:乃木坂46公式サイト(2020年1月7日配信)

この発表は瞬く間にSNSで拡散され、ファンからは「寂しい…」「受け入れたくない」「卒業しないでぇ」といった悲痛な声が殺到。一方で、「長い期間お疲れ様でした」「最後の最後まで推し続けます」「卒業おめでとう!」などの労いや門出を祝う声も多数寄せられ、グループの象徴である白石さんの決断は大きな注目を集めました。

涙の配信ライブ…無念を乗り越えた「純白のラスト」

卒業発表から数日が経過しても、具体的な卒業の日程は決まらずにいました。実は、本来卒業コンサートが2020年5月に東京ドームで3日間にわたり開催される予定だったのも、新型コロナウイルスの感染拡大により中止になっていたのです。結局、発表から約9ヶ月後の10月28日、無観客生配信ライブという形で、卒業コンサートを行うことが決定しました。

迎えた卒業コンサート当日。これまでの活動を丁寧に振り返るかのように、アンコールを含む全23曲を披露した乃木坂46。そんななか、美しく輝く純白のロングドレスで登場した白石さんは、両手でマイクを握りしめ、約10分間に及ぶロングスピーチで自身の想いを告白しました。

最後のライブが配信になってしまって直接気持ちを伝えることができないのが残念ですけど、今こうして目の前で最後まで見ていてくれるみなさんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです出典:コンサート『NOGIZAKA46 Mai Shiraishi Graduation Concert 〜Always beside you〜』(2020年10月28日開催)

画面越しに涙ながらに語るその姿は、多くのファンの心を打ちました。SNSでは「たくさんのサイリウムと歓声で卒業させてあげたかった」「配信のみが悔やまれる」といった声も一部ありましたが、「思いが存分に伝わってきた」「最高に感動」といった感情をあらわにするコメントで埋め尽くされました。直接会えないもどかしさを抱えながらも、最後までメンバーとファンへの愛を貫いた白石さんの姿は、多くのファンの心に刻まれたのです。

“絶対的エース”が築いた輝かしい軌跡

「まいやん」という愛称で親しまれ、男女問わず圧倒的な支持を得た白石麻衣さんの功績を、代表的な活動とともに振り返ります。

  • 1期生としてCDデビュー(2012年):
    約3万9000人の応募者の中から選ばれ、当初からグループのフロントメンバーとして活躍。清楚なグループイメージの土台を築きました。

  • モデル・バラエティでの活躍:
    女性ファッション誌の専属モデルを務め、男女問わず多くの方からの支持を確立。一方で、バラエティ番組などで見せる「黒石さん」などの飾らないキャラクターとのギャップが、幅広い層を虜にしました。

  • 写真集『パスポート』の異例のヒット(2017年):
    今なお語り継がれるソロ写真集は、累計発行部数50万部を突破する歴史的ベストセラーに。

  • 初の単独センター曲『ガールズルール』(2013年):
    乃木坂46の夏曲の代名詞とも言えるこの曲で、グループを象徴するセンターへ。その後も多くの楽曲で、グループの「顔」としての役割を果たし続けました。

広がり続ける“白石麻衣”というブランド

乃木坂46という大きな看板を下ろした後も、白石麻衣さんの快進撃は止まりません。むしろ、その活動の幅はアイドル時代以上に広がりを見せています。

俳優としては、2020年公開の映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』でのヒロイン役や、2022年放送のドラマ『ミステリと言う勿れ』、2024年放送のドラマ『恋する警護24時』など、話題作に次々と出演。アイドル時代の華やかさを封印したシリアスな演技から、芯の強い女性像までを繊細に演じ分け、役者としての信頼を確固たるものにしました。

また、自身のYouTubeチャンネル『my channel』は登録者数は130万人(2026年時点)を突破。飾らない素顔や、趣味を楽しむ等身大の姿を発信し、ファンとの新たな絆を築いています。さらに、アクセサリーブランド「ALP」のディレクションを手掛けるなど、クリエイティブな分野でもその美意識を発揮。今後も、一体どんな活躍を見せてくれるのか目が離せません。


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です