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  2. 3年前、『日曜劇場』で日本中を熱狂させた“イケメン俳優” NHK大河“主演抜擢”に「待って衝撃」「うぉぉぉ」驚異の快進撃

3年前、『日曜劇場』で日本中を熱狂させた“イケメン俳優” NHK大河“主演抜擢”に「待って衝撃」「うぉぉぉ」驚異の快進撃

  • 2026.5.27

ヒット作の裏には、必ずと言っていいほど、その作品を背負って立つ俳優の存在があります。今回は「ヒット作を牽引した国民的俳優」をテーマに、5名をセレクトしました。

本記事ではその第2弾として、松坂桃李さんをご紹介します。『侍戦隊シンケンジャー』で本格デビューを飾り、映画やドラマへと活躍の場を広げてきた松坂さん。若手時代から話題作への出演を重ね、近年は重厚な作品の主軸を担う実力派としても、確かな存在感を示しています。

本記事ではTBS系日曜劇場『VIVANT』とNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の2作品を中心に、松坂さんの魅力に迫ります。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

戦隊ヒーローから俳優の道へ

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アニメ映画「ドットハック」製作発表 松坂桃李(C)SANKEI

松坂桃李さんは、1988年10月17日生まれ、神奈川県の出身です。俳優としての歩みを語るうえで欠かせないのが、2009年に放送された特撮ドラマ『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ朝日系)。同作で演じたのは、シンケンレッドこと志葉丈瑠役でした。戦隊シリーズの中心に立つヒーローを担いながら、松坂さんは映像の現場で着実に経験を重ねていきます。

そして2012年には、NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』に安岡信郎役で出演。特撮から朝ドラへと活躍の場を広げると、その後もテレビドラマ、映画、大河ドラマへと出演作を重ね、作品ごとにまったく違う顔を覗かせる演技派俳優へと成長していきました。

「演技力が大爆発」スケールの大きな物語で輝く実力派

松坂さんの近年の出演作のなかでも、とりわけ大きな注目を集めたのが、2023年7月16日から9月17日までTBS系日曜劇場で放送された『VIVANT』です。

同作は、福澤克雄さんが原作・演出・プロデュースを手がけた完全オリジナルストーリー。堺雅人さん、阿部寛さん、二階堂ふみさん、二宮和也さんらが顔をそろえ、放送当時から大きな話題を呼びました。

第1話から第9話までの累計無料配信総再生数は、TBSドラマ史上最速で4000万回を突破。東京ドラマアウォード2024連続ドラマ部門グランプリ、Yahoo!検索大賞2023ドラマ部門1位、TVerアワード2023特別賞にも輝いています。

テレビ視聴、配信、検索、そして賞レース。あらゆる角度から見ても、『VIVANT』は2023年を代表するドラマの一本だったといえるでしょう。

そんな大作のなかで、松坂さんが演じたのが黒須駿という人物です。登場したのは第4話。物語が大きく動き始めるタイミングで姿を現し、強い存在感を放ちました。

黒須は、主人公・乃木憂助と同じ「別班」の一員。別班とは、国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊として描かれる組織です。

第7話では、乃木と黒須を含む6名の別班精鋭部隊が集結。別班という存在が物語の核心へとせり出していくなかで、黒須も重要な役どころを担っていきます。 

SNSでも、「キャラが刺さった」「演技の振り幅がえぐい」「美しさに見惚れた」「演技力が大爆発」「まさに神演技」といった称賛の声が続出。

日本中を熱狂させた大ヒット作で、松坂さんはまた一つ、視聴者の記憶に残る役を演じきりました。 

ただ、スケールの大きな群像劇のなかで確かな印象を残す──そんな松坂さんの姿は、現代劇に限った話ではありません。重厚な物語のなかで存在感を発揮してきた代表作として、もう一本忘れてはならないのが、2014年度に放送されたNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』です。

岡田准一さんが主演を務め、戦国武将・黒田官兵衛の生涯を描いた同作で、松坂さんが演じたのは、官兵衛の嫡男・黒田長政。偉大な父の存在を背負いながら、その父に認められたいと願う若き武将です。 同作は松坂さんにとって大河ドラマ初出演作であると同時に、本格的な時代劇への挑戦にもなりました。

時代も作品の色合いもまったく異なる二つの役ですが、スケールの大きな物語のなかで確かな輪郭を残しているという点は、どちらにも共通しています。こうした重厚な作品で培われた経験こそが、現在の松坂さんの幅広い演技を支えているのでしょう。 

俳優・松坂桃李の傑作選

松坂桃李さんの歩みは、『VIVANT』と『軍師官兵衛』だけでは語りきれません。ここでは、俳優としての振れ幅を感じさせる代表作を時系列でご紹介します。

映画『娼年』(2018年)

石田衣良さんの同名小説を原作に、三浦大輔さんが脚本・監督を手がけたR18+指定作品。松坂さんが演じたのは、会員制ボーイズクラブで働く大学生・森中領です。挑発的な題材に主演として真っ向から挑んだ意欲作として知られています。 

映画『新聞記者』(2019年)

藤井道人監督による社会派作品で、松坂さんはシム・ウンギョンさんとW主演を務めました。演じたのは、内閣情報調査室に勤める若きエリート官僚・杉原拓海。同作は第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞に輝き、松坂さん自身も最優秀主演男優賞を受賞しました。

映画『孤狼の血 LEVEL2』(2021年)

白石和彌監督によるバイオレンス作品で、松坂さんは広島の裏社会を取り仕切るマル暴刑事・日岡秀一を熱演。前作から大きく変貌した姿で物語の中心を担い、第45回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しました。

映画『流浪の月』(2022年)

凪良ゆうさんの同名小説を、李相日監督が映画化。松坂さんは広瀬すずさんとW主演を務め、女児誘拐事件の加害者の烙印を押された青年・佐伯文を演じました。同作で第46回日本アカデミー賞優秀主演男優賞、第14回TAMA映画賞最優秀男優賞をそれぞれ受賞しています。

『VIVANT』の黒須駿、『軍師官兵衛』の黒田長政、そして『新聞記者』『孤狼の血 LEVEL2』『娼年』『流浪の月』で演じた人物たち。こうして松坂桃李さんの歩みを振り返ってみると、作品ごとにまったく異なる立場の人物を演じ分けてきたことがよくわかります。

そして2027年放送予定のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』では、ついに主演として小栗忠順を演じることが決定。SNSでは「待って衝撃」「うぉぉぉ」「絶対に観ちゃう」という歓喜の声が並びます。初めて大河ドラマに出演した『軍師官兵衛』から、満を持しての大河主演へ──積み重ねてきた役柄の先に、また一つ大きな挑戦が待っています。


※記事は執筆時点の情報です

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