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引き止められることを期待して彼女に送った「別れよう」→別れを告げたはずの僕が、切られた側だった

  • 2026.2.24
ハウコレ

自分から別れを切り出せば、主導権は自分にあると思っていました。泣かれて、引き止められて、それでも決意を貫く。そんな展開を、どこかで想像していたのかもしれません。けれど現実は、まったく違うものでした。

軽い気持ちで送った一行

彼女と付き合って2年。最近は会話も減り、他に気になる人ができ始めていました。「ちゃんと伝えなきゃ」と思いながらも、面と向かって言う勇気はなく、LINEで済ませようとしたのです。

「別れよう。他に好きな人ができた」

どこかで安心もしていました。きっと長文の返信が来る。泣きながら電話がかかってくる。そうしたら、優しく諭して終わりにしよう。そんなふうに、身勝手な筋書きを描いていたのです。

想定外の二文字

既読がつきました。長い返信がくる。そう身構えた瞬間、届いたのはたった二文字。

「了解」

2年付き合って、「了解」。怒りでもない。悲しみでもない。ただの事務連絡のような返事。スマホを持つ手が、自分でも驚くほど震えていたことを覚えています。こんなはずじゃなかった、と心の中で何度もつぶやいていました。

崩れたのは、僕の方だった

気づけば、自分から電話をかけていました。「え、それだけ? もっと何かないの?」。声が上ずっていたと思います。

すると彼女は、驚くほど落ち着いた声でこう言いました。「了解って言ったよ。了解」。それだけでした。言葉を失ったのは僕の方で、電話口でただ黙り込むことしかできなかったのです。

泣いてほしかったわけじゃない。でも、何も感じていないかのような無反応が、何より堪えた。未練がゼロだと突きつけられた気がしました。

そして...

翌朝、気づけば長文のLINEを打っていました。

「昨日はごめん。やっぱりもう一度考えたい」

既読はすぐにつきました。けれど返信は、いくら待っても届きませんでした。あの「了解」の二文字よりも、この沈黙の方がずっと重く感じられました。別れを告げたのは僕なのに、切られたのは僕の方だった。2年間で一番刺さった言葉が、たった二文字の「了解」だったなんて。あのとき失ったものの大きさに、僕はようやく気づき始めていました。

(20代男性・営業)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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