1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. ダイソーや3COINSの商品だけ! 月1,000円から始める防災備蓄

ダイソーや3COINSの商品だけ! 月1,000円から始める防災備蓄

  • 2026.2.24

「備蓄しなきゃいけないのはわかっているけれど、防災用品は高くてなかなか手が出せない」「家族分をそろえようと思うと出費がかさんでしまう」――。そんな声をよく耳にします。実際、防災セットや非常食をまとめて買おうとすると、数万円単位の費用がかかることもあり、ハードルの高さを感じている方も多いと思います。

そこでおすすめしたいのが「毎月1,000円ずつ、防災用品を購入する」という考え方です。専用ショップに行かなくても、実はダイソーや3COINS、ドラッグストアなど、普段使いしているお店の中にも防災に役立つ商品がたくさんあります。今回は、私自身が続けている“月1,000円備蓄”の方法と、実際に購入したアイテムをご紹介します。

防災にも「毎月の予算」を用意する

わが家では家計管理の中に「防災費」という枠を作り、毎月1,000円だけ防災用品の購入に充てるようにしています。食費や日用品の予算と同じように、当たり前の支出として組み込んでしまうことで、特別なことではなく“生活の一部”として備えを続けられるのが大きなポイントです。

一度に全てをそろえようとすると負担が大きくなりますが、月に1,000円なら負担が少なく、続けられる気がしませんか? 買い足す内容は季節や家族構成に合わせて入れ替えていきます。例えば、冬はカイロや防寒グッズ、夏は熱中症対策アイテムや汗拭きシート、また別の月には非常食や飲料水をプラスするなど、シーズンに合わせて見直すようにしています。食品備蓄の賞味期限を確認し、なくなった分だけ補充する月があってもOKです。

「今月の防災費は何にしようか」と考えること自体が、防災を“日常的に意識する時間”にもつながっています。

1,000円でもここまで買える。身近なお店の活用法

防災用品というと、ホームセンターやアウトドアショップで販売されている特別なものを思い浮かべがちですが、実は普段利用しているお店にも、災害時に役立つアイテムが数多く並んでいます。ここでは、ダイソー、3COINS、ドラッグストアの3つのお店で実際に購入したものを例に挙げながら“どんな備えができるのか”をご紹介します。

ダイソーで選んだプチプラ防災アイテム

ダイソーは防災コーナーが設けられている店舗が多く、初めて備蓄をそろえる方にもおすすめのお店。価格が手頃なため、家族分の枚数や個数をそろえやすいのも魅力です。

実際に購入したのは、家具の転倒を防ぐキャスターストッパーや耐震マット、洗濯洗剤がシート状になったもの、体温低下を防ぐアルミ保温ブランケット、ラージサイズの圧縮タオル、除菌ウェットティッシュ、不織布マスク、手袋などです。どれも1点あたり110円(税込)なので、8点購入しても880円で済みます。

「防災専用」でなくても、日常の掃除や体調不良時、旅行などにも活用でき、無駄になりにくいのが特徴です。圧縮タオルや保温ブランケットはコンパクトサイズなので、防災バッグに入れても場所を取りません。

3COINSでは“より本格的”なケア用品を

3COINSでは、ダイソーよりも一歩踏み込んだ防災グッズが手頃な価格で手に入ります。防災シリーズとして「SOBANI」というラインが展開されており、大型店舗やオンラインショップで購入できます。

私が購入したのは、手袋型のボディシート、ミトン型の拭き取り化粧水、指にはめて使える歯磨きシートなど、入浴や洗顔ができない時でも“清潔を保つ”ことを助けてくれるアイテム。全て税込330円で購入できます。

災害時は、水が自由に使えないことから、体や口の中の不快感がストレスにつながります。実際、2011年に起きた東日本大震災で被災した時は、地震の影響で水道水が茶色く濁り、歯が磨けず困りました。

こうしたケア用品は、特に女性や子ども、高齢者にとって心強い味方になります。「非常時だから我慢する」のではなく、「非常時でもなるべく快適に過ごせる工夫」をすることが、長期化する避難生活では大切です。

ドラッグストアは“食べ物と日用品”の宝庫

ドラッグストアは、医薬品だけではなく食品や日用品も豊富にそろっているため、防災備蓄をそろえるのにとても便利です。普段使っているものを“少し多めに買う”だけで、無理なく備蓄を増やせます。

今回は、寒い時期を想定してインスタント味噌汁とお腹も満たせるスープはるさめ、乾燥対策としてのど飴、子どもが食べ慣れている個包装のお菓子などを購入しました。また、耐熱性が高く調理にも使える便利なポリ袋「アイラップ」も購入しました。

家族が普段から食べ慣れているものを多めにストックして、「食べたら買い足す」を繰り返すだけでも、立派な非常食のローリングストックになります。

身近なお店で、少しずつ。それでも十分な備えになる

「防災用品は高いもの」「特別なもの」と考えてしまうと、ハードルは一気に上がります。しかし実際には、ダイソーや3COINS、ドラッグストアなど身近なお店の中に、防災につながるアイテムがたくさんあります。そして、月に1,000円分という小さな積み重ねでも、1年続ければ12,000円分の備蓄になります。

「ちゃんとそろえてから」ではなく、「できるところから、少しずつ」。それがいちばん現実的で、長く続けられる防災対策になります。今日の買い物のついでに、1点だけでも“防災を意識したもの”をかごに入れてみるところから始めてみませんか。

<執筆者プロフィル>
海老原葉月
ライター、整理収納アドバイザー1級
13歳、11歳、1歳の三兄弟を子育て中。東日本大震災、令和元年房総半島台風にて被災した経験から、防災に関する情報を発信。

元記事で読む
の記事をもっとみる