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毎朝7時半、隣人の部屋から「ピピピッ、ピピピッ」聞こえてくるアラーム音が『意外な救い』になっているワケ

  • 2026.2.26

筆者の話です。
毎朝7時半、隣の部屋から聞こえてくる決まった音があります。
それは、気になるはずなのに、なぜか気持ちを落ち着かせるものでした。

画像: 毎朝7時半、隣人の部屋から「ピピピッ、ピピピッ」聞こえてくるアラーム音が『意外な救い』になっているワケ

毎朝7時半

毎朝7時半になると、隣の部屋からアラーム音が聞こえてきます。
目覚まし時計の、よくある電子音です。

集合住宅なので、生活音が多少聞こえるのは珍しいことではありません。
そのアラームに加えて、誰かと話しているような小さな声が聞こえる日もありました。
何を言っているのかまでは分かりませんが、最初のうちは、少しだけ意識してしまったのも正直なところです。

聞こえる音

来客があった日なのか、少し大きな声が聞こえることもありました。
ただ、それはごくたまにで、決して不快なほどではなく、はっきり何かを話していると分かるほどではありません。

それよりも、確実に耳に届くのは、毎朝7時半のアラーム音でした。
目覚まし時計の電子音は、人を起こすために作られているせいか、壁越しでも不思議と届きやすいようです。

音は短く、鳴り続けるわけでもありません。
それでも毎日同じ時間に聞こえることで「今日もこの時間だ」と自然に意識するようになっていました。

私にも合図

ある朝、いつもの電子音が聞こえたときのことです。
私は時計を見る前に「もう7時半か」と体が反応していました。

目覚まし時計は、本来、その部屋の人を起こすための音です。
それなのに、いつの間にか、私にとっても一日の始まりを知らせる合図になっていました。

「もう7時半だから、私も動こうかな」
そう思った自分に、少しだけ驚いたのです。

音の温度

一人暮らしでは、他人の存在を感じる機会は意外と少ないものです。
家に帰っても、話し声が聞こえることはなく、静かな時間が続きます。

毎朝決まった時間に聞こえるその音は「隣に人がいる」「生活が動いている」という安心感につながっていました。
うるさくない、ちょうどいい距離感だからこそ、そう感じられたのかもしれません。

生活音なのに、なぜかあたたかく感じた理由に気づいた出来事です。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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