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室温が31℃でも「暑くない」何度教えても忘れてしまう母が心配すぎて<母の認知症介護日記>

  • 2026.2.22

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
いつものように、母・あーちゃんとお散歩を楽しんでいた姉・なーにゃん。何気なくあーちゃんのポシェットに目を向けると、そこには見慣れないキーホルダーが……。どうしたのかと聞くと、あーちゃんは「なーにゃんに買ってもらったんじゃないかしら」と、自信なさそうに言いますが、なーにゃんは買ってあげた記憶がありません。それを伝えると、誰かからもらったとあーちゃんは主張を変えたのです。それが事実なのか作り話なのかがわからず、なーにゃんは誰かに迷惑がかかっていないかと心配しています。

前回の血液検査で糖尿病の数値が悪化したのを最後に、血液検査が受けられていないあーちゃん。今の状態がわからないので、ワフウフさん姉妹も「数値が悪いから、甘いものは食べられない」と言い続けるしかありません。しかし、食事も薬の服用も指示を守っているあーちゃんは、どこか納得がいかない様子。そして、数値が悪化したのは「全然運動ができていないから」と言い、娘たちが面会に来てくれたとき「しか」運動ができないから……と、嘆いていました。ほぼ毎日のように面会に来て、長時間の散歩に連れ出しているワフウフさん姉妹は、何もかも忘れられていることに落胆していました。

この状況、どうすればいい…?

この日は猛暑だというのに、いまだに部屋のクーラーをつけていないあーちゃん。しかも「ちっとも暑くない」と言います。

やっと涼しくなった……と思っても、まだ室温は31℃です。この部屋は、いったい何℃あったんでしょう……。

あまりにもあーちゃんが「暑くない」と言うので、そんなわけないと言い返します。

あーちゃんは、自分の感覚が鈍っていることを認めたくない様子。

話は堂々巡りです……。

それでも、やはり熱中症は心配なので、室温計を見せながら「室温が28℃になったらクーラーをつけよう」と話すと……。

あーちゃんは「わかったわ!」と言って、メモしていました。そして、「目立つから」という理由でテレビの液晶に貼っていたのですが……きっと邪魔になってすぐにはがすと思います。

それから散歩に出て、しばらくして戻りました。しかし、あーちゃんがクーラーをつける気配はありません。

そこで、室温計を再度見せて、何℃になったらクーラーをつけるのかと質問すると……。

何も答えられないあーちゃん。

もう一度説明すると「わかったわ!」と言いながら、メモをとろうとしたので……。

さっきメモは書いたことを教えて、どこに貼ったかと聞いてみます。

あーちゃん、再度フリーズ……。「クーラーをつける」ということがインプットされそうになく、お手上げです……。

この日は猛暑だというのに、あーちゃんはいまだに部屋のクーラーをつけていません。面会に行くたびに「暑いからクーラーをつけて!」と言っても、「暑くないわよ」と言い張るあーちゃん。室内でも熱中症の心配があることを説明し、室温が28℃になったらクーラーをつけるように伝えました。

「わかったわ! メモに書いておけば大丈夫だから!」と、あーちゃんは目の前でメモを書き始め、それを「目立つから」という理由でテレビの画面に貼っていました。……絶対に邪魔ですぐにはがしてしまうと思うのですが。そして、そのまま2人で散歩へ行き、しばらくしてから部屋に戻りましたが、やはりあーちゃんはクーラーをつけようとしません。

そこで、31℃を示している室温計を見せて「何℃になったらクーラーをつけるって言ったっけ?」と確認すると、何も答えられず……。改めて28℃だと教えると、メモを書いておけばいいと言うので「メモはもう書いたよ。どこに貼った?」と聞くと「……」と、またもや答えられませんでした。あーちゃんの頭に「クーラーをつける」ということがなかなか定着しないようで、心配です。

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新しいことを覚えるのが難しくなっているのは致し方ないことだとしても、せめて自分が暑さを感じにくくなっているということは自覚してもらえるとありがたいですね。あーちゃん自身が「自分はほかの人と同じ感覚」と思っているうちは、クーラーをつけるという行動に出づらいような気がします。命に関わることなので、施設とも連携しながら注意したいところです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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