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「謎の市民権を得ていて 我々の生活に干渉してくる 意味わかんない存在」それでも苦手なコーヒーを“趣味”にしたワケは?【書評】

  • 2026.2.17

【漫画】本編を読む

コーヒーは、大人になれば自然と飲めるようになるもの――。そんなイメージを持たれがちだが、大人になってからもコーヒーが苦手な人は意外と少なくない。『苦手なコーヒーをわかりたい』の著者・おけべち氏(@okbechi)もそのひとりだ。同作では、苦手なコーヒーの良さを知ろうと試行錯誤する日々が綴られている。

著者がコーヒーに向き合い始めたのは数年前。「仕事に関係ない趣味を始めたい」といった思いから、あえて苦手なコーヒーを趣味にする決断に至ったという。

本人いわく、コーヒーとは「苦くて 味の良し悪しがよく分かんなくて 小難しそうでなんかこわいのに 謎の市民権を得ていて 我々の生活に干渉してくる 意味わかんない存在」。だからこそコーヒーの良さが分かれば、世界が少し楽しくなるはず。そんな考えから、この挑戦は始まったのだ。

最初に取り組んだのは、自分の中に「基準の味」を作ること。味の違いを感じるためには、自分にとって“スタンダードな味”が必要となる。そこで著者が選んだのが、安価で入手しやすく、味のブレも少ない「コンビニのコーヒー」だった。

同作は、コーヒーに苦手意識を持つ人にこそすすめたい作品。おけべち氏の率直すぎる感想には思わず頷かされ、コーヒーのために通い始めたコンビニで結局カフェラテを選んでしまう展開もどこか微笑ましく、この作品がコーヒーと向き合うきっかけになるかもしれない。

文=ハララ書房

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