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「健康じゃないと美容にも取り組めない」岩堀せり&佐田真由美、40代のからだのゆらぎを語る

  • 2026.2.16

2026年始まりの号は、岩堀せり&佐田真由美、永遠の最強コンビに表紙を飾っていただきました。雑誌『ViVi』での出会いから27年、未だ輝きを失わない……それどころか年齢を重ねるごとに魅力が増していくふたりの“今”を切り取ります。撮影が終わり、ふと心に浮かんだ言葉、「Stronger Together=一緒だともっと強い」という言葉を添えてお届け。

ゆらぎを、ひとりで抱えなくていい

【真由美着用】ブラウンカーディガン ※参考商品、ピンクスカート[ベルトとセット]※参考商品、ブラウンパンプス¥176,000 ※予定価格(全てプラダ/プラダ クライアントサービス)、タイツはスタイリスト私物
【せり着用】ベージュ半袖ニット ※参考商品、イエロースカート[ベルトとセット]※参考商品、ブラックパンプス¥176,000 ※予定価格(全てプラダ/プラダ クライアントサービス)、ソックスはスタイリスト私物

多くの女性がからだの変化に直面する40代後半。タイミングに違いはあれど、もれなくふたりにも訪れたそうで。
 
佐田真由美(以下M) 最近、ホットフラッシュがひどくて。お湯をかけたみたいに、顔に汗をかいてます。何かしら対策をしなきゃって思ってる。
 
岩堀せり(以下S) 私は佐田さんより早くて、5年前くらいに「あれ?」と。ホットフラッシュもひどくて、やけどしたみたいに背中が熱いとか、関節は痛いし、朝起きたら足の裏が痛くて歩けないことも。でも、ホルモン治療を受けたらすごく楽になれたの。
 
M 戸惑うよね、今まで経験したことのない症状が出るから。
 
S 分かる、コントロールできないんだよね。私が更年期にさしかかったときは、周りにあまりいなくて「気のせいじゃない?」って言われたことも。孤独を感じることも多かった。
 
M それ、ツラいね。汗も大変だけど、メンタル的にはイライラすることも結構あって。娘たちにやけに怒っちゃったり、夫に当たったり。後日、「あの怒り方は変だったよね、ごめんね」って謝る。
 
S 家族にだけは症状も気持ちも包み隠さず言うようにしてたよ。どのみち本当のところまで理解されないと分かっていても、いちいち説明して、自分だけで抱え込まないようにしてた。
 
M うちは私がいないところで、「ママ、更年期だししょうがないよね」みたいな話をしてるらしいの(笑)。理解されないツラさもあるけれど、気を使われる複雑さもあって。
 
S 「元気ないね」って言われて余計に落ち込んだりもした。
 
M なんか、あんまり夢のある話ができてないね。
 
S でも、こういう話を聞いてちょっと安心できる人もいると思う。私もゆらいでいる時期は「やっぱりそうだよね」と共感して救われることも多かったから。スタイリストの(風間)ゆみえちゃんが具体的なアドバイスをたくさんしてくれて。頼りっぱなしだった。
 
M ネガティブなありのままの気持ちも、いい情報も、丸ごとシェアしていける関係性って大人になるほど重要だよね。

50代が見えてきた今、何よりも大切にしたいのはズバリ「健康」。最後まで清々しいほどリアルなおふたり。
 
M ついさっきもメイク中に、「私たち、もうすぐ50歳って信じられる?」と話したばかり。それなのに、撮影中こんなに「可愛い」と言ってもらえるんだな……としみじみしちゃった。
 
S いざ50歳手前になってみると、自分が思い描いていた50歳と違い過ぎて。おばあちゃんになっている場合じゃないみたいな。
 
M うん。いつまでも楽しくいられるような自分でいたいよね。姿も中身もやっぱり元気でいたい。ちょっと必死だけど。
 
S キレイな人は健康だし、健康じゃないと美容にも取り組めない。全て健康があってこそ成り立つものだから。
 
M 欲はずっと持っていたい。物欲もそうだし、美容に関しても「50代だから」とかじゃなくて、今まで通り流行っているものにも目を向けて、好きな服も諦めずに着て、メイクもちゃんとして、髪が減ったら増やそうと努力したい(笑)。
 
S 昭和過ぎるけど、やっぱり努力なしに幸せは得られないから。

【真由美着用】ドットドレス¥1,430,000(グッチ/グッチ クライアントサービス)
【せり着用】シルバードレス¥1,210,000(グッチ/グッチ クライアントサービス)

Profile_岩堀せり(いわほり・せり)/1977年8月15日、熊本県生まれ、神奈川県育ち。9歳でモデルデビューし、ファッション誌を中心にキャリアをスタート。佐田真由美と共に「黄金コンビ」として同世代の女性から圧倒的な支持を得る。その後も広告や俳優業などで第一線を走り続け、洗練されたスタイルとチャーミングなキャラクターは唯一無二の存在。2018年よりロサンゼルスに拠点を移す。男女の兄妹の母。

Profile_佐田真由美(さだ・まゆみ)/1977年8月23日、東京都生まれ。3歳からモデルを始め、現在キャリア45年。10代で雑誌『ViVi』にてカリスマ的人気を博す。その後、俳優として映画やドラマに出演。歌手としても活動。現在はファッション誌を中心に活躍、類稀なセンスと感性で人気ブランドとのコラボレーション企画も多数。2025年コスメブランド「THE FLOWER SHOP」を立ち上げる。女の子ふたりの母。

photograph:YURI HANAMORI styling:MAKIKO ITO
hair:AKIO MATSUMOTO make-up:AIKO ONO
interview & text:HAZUKI NAGAMINE
model:SERI IWAHORI, MAYUMI SADA

otona MUSE 2026年3月号より

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