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「妹だけが可愛い服を買ってもらっていた」79歳になっても忘れられぬ過去の【きょうだい問題】

  • 2026.2.15

「妹だけが可愛い服を買ってもらっていた」79歳になっても忘れられぬ過去の【きょうだい問題】

「兄弟は他人の始まり」ということわざがありますが、“最も身近な他人”がきょうだい。生活環境の違いで関係が薄くなることもあれば、大人になってから関係が深まることも。そんなきょうだいエピソードをお届けします。今回は嫉妬にまつわるエピソードです。

好きで嫌い【嫉妬編】

親の愛情に差を感じると、かわいさ余って憎さ百倍!に。小さい頃に受けた差別が、大人になっても劣等感につながることが多いよう。

【妹 VS 私】妹だけがかわいい服を買ってもらっていた

●H.Oさん 79歳・埼玉県

妹は5人きょうだい(兄、姉二人、私、妹)の中でも美人で頭がよく、両親やきょうだいから愛されていた。私は小さい頃から家の手伝いをさせられて勉強どころではなかったが、妹だけはいつも勉強優先。私は姉二人のお下がりばかりだったが、妹はいつも新しくかわいい服を買ってもらっていた。子どもの頃は「私だけよその子なのでは?」と思っていた。妹は常にお菓子の量が多く、妹とケンカするといつも私だけが怒られた。きょうだいにはさまれ、大人の勝手さに傷ついた私は子どもの頃から自分のチカラで何でも解決し、自分で行動するクセがついた。おかげで今の私は打たれ強く、我慢強く、元気でいる。

【姉 VS 私】姉だけいつもほめられて

●I.Sさん 61歳・埼玉県

嫉妬というか、引け目です。5〜6歳の頃、姉と一緒に通うオルガン教室の先生が「この子は上手で」と姉だけをほめ、私1人のときも、「この子のお姉さんはとても上手なの」と言っていた。そりゃないだろと感じていた。

【私 VS 妹】今もライバル視してくる妹

●ともこさん 62歳・滋賀県

2つ離れた妹はなぜか小さい頃から私をライバル視していた。どちらが多くほめられたかで一喜一憂し、柄違いの服は「そっちのほうがよかった」と言って泣いて替えさせ、私が学校に入って学習机をもらうと「私もほしい!」と言って両親を困らせた。大人になった今も、つまらないことで見栄を張ったり、夫が出世した、うちの子のほうが優秀だと自分の優位性をアピールしてくる。話すとイヤな気分になるが、二人しかいない姉妹なので我慢してつき合っている。

【兄・姉 VS 私】血のつながりがあっても……を実感

●まりもさん 76歳・北海道

私は29歳まで自分が養女だと知りませんでした。私を産んだ後、産後の肥立ちが悪かった母が亡くなり、兄と姉は父が一人で育てたものの私だけ養女に出されたそうです。ただの親戚と思っていた人が実のきょうだいだと知りました。長兄が亡くなったとき、私は「きょうだい」として参列させてもらえず、「血のつながりもこんなものなのか」とショックでした。それからは私のほうでも、次兄と姉とは距離を置いています。

【姉 VS 私】独身の姉に母親までがピリピリ

●E~ねさん 55歳・茨城県

姉はご縁がなく独身、母と二人で暮らしています。先に30代で結婚した私に嫉妬心を燃やし、実家に帰ると嫌みやねたみをグチグチこぼす日々。そんな姉に母も気を使い、孫が生まれても喜ぶどころか「お姉ちゃんが傷つくから、孫の顔なんか見せに来なくていい」と言われました。それからはほぼ絶縁状態。幸せを喜べない血のつながった家族より、わいわい楽しい夫の家族とのつき合いのほうが断然気が楽です。

イラスト/おしろゆうこ

※この記事は「ゆうゆう」2026年3月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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