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義母がチャイルドシート設置を拒否…じゃあ行かない「待って!2万円あげるから!」娘を乗せたい理由は

  • 2026.2.14

先日、2歳の娘と私と夫は、隣町に住む義母と一緒にショッピングモールに出かけました。普段はわが家の車で出かけることが多かったのですが、この日は珍しく義母が「私が車を出すわ!」と言ってくれ、当日わが家に車で迎えに来てくれました。しかし、車に傷がつくからとチャイルドシートを拒否……。「設置できないなら今日はいけない」と言うと、予想外の展開に……。

娘の安全より新車を優先する義母

現れたのは、納車されたばかりの高級SUV。「驚かせようと思って」と得意げな義母に、夫がチャイルドシートをのせようとすると、義母が血相を変えて「ちょっと待って!! そのチャイルドシートをつけるつもり?」と大慌てで止めにかかりました。


「チャイルドシートをつけると、シートに跡が残るでしょう? 納車したばかりだし、せっかくレザーシートのハイグレードモデルにしたんだから、チャイルドシートなんてつけないでちょうだい。傷がついたらあとで売るときに査定額も下がるわ」と続ける義母。「どうせ15分くらいの距離じゃない。そんなに遠いところに行くわけじゃないし、今日くらい抱っこで大丈夫よ!」と主張し、娘の安全よりも、将来の「車の査定額」を優先する発言をします。

私は「もし事故に遭ったら抱っこでは娘が危ないんです」と反論しますが、義母は「まあ! 私が事故すると思っているの? なんて失礼なの。それに、車だって低いグレードよりも100万円も差がある安全性能が高いモデルなのよ。そんな使い込んだチャイルドシートよりも高いお金払ってるんだから!」と譲りません。

すると、それを見かねた夫が「もし事故が起きて娘になにかあったら、俺、一生母さんを責めるよ」とひと言。実の息子からの強い言葉に、義母もさっきまでの勢いを失い、その場が静まり返りました。そんな義母に私も「チャイルドシートを設置していただけないなら、今日は一緒に行けません」と続けると、しばらく義母は口を紡ぎ、「実は……モールのカフェで11時からお友だちとお茶する約束をしてるの。そこで娘ちゃんをちょっとだけ紹介するって言っちゃってるのよ。それが終わったら、あとは自由行動でいいわ! おもちゃ代として2万円あげるから!」と驚きのプランを口にしたのです。

つまり、友人たちに「孫と最新の車でショッピングに来る優雅な私」を見せびらかしたい、という魂胆だったのです。

「でも、チャイルドシートはつけないと……」と私が言うと、このままで友人たちの前で孫が来なかったという恥をかくわけにはいかない義母は、「わ、わかったわよ! つければいいんでしょ、つければ!」と、顔を真っ赤にしながらいそいそとチャイルドシートを設置し、なんとか出発できたのでした。

モールに着くと、案の定、義母の友人たちが入り口で待ち構えていました。 義母は新車から颯爽と降り立ち、チャイルドシートから降りたばかりの娘の手を引いて、「あら皆様、お待たせ! 今回はごめんなさいね、この子、私と一緒じゃないと嫌だってきかないから〜」と、特大な嘘を吐きながら自慢を始めました。

その演技力にあきれつつも、約束の30分が過ぎると、義母は満足げな顔で戻ってきて、「はい、これ約束のおもちゃ代。私はまだお喋りしていくから、あなたたちは好きに買い物してきなさい」と、私たちを解放しました。結局、義母は友人とのティータイムを続行。私たちは、義母がくれたお金で買った新しい知育玩具を抱えてご機嫌な娘と一緒に、ゆっくりと家族の時間を楽しむことができたのでした。

その後、私たちは義母に「チャイルドシート用の保護マット」をプレゼント。チャイルドシートを設置しても傷や汚れが付きにくくなったので、義母は定期的に娘を連れて出かけようと連絡をしてくるようになりました。

どれほど高級な車だとしても、娘の命を守るためにチャイルドシートは必ずつけたいですし、そもそも道路交通法で6歳未満の子どもを乗せるときはチャイルドシートの設置が義務付けられているので、相手が義理の親だからと遠慮せず、意見を主張してよかったです。義母の見栄やこだわりには呆れてしまいましたが、今後も身勝手な理屈に流されることなく、娘の安全を最優先に考えた付き合い方を貫こうと思います。

著者:安藤沙奈/20代・ライター。2歳の娘を育てるママ。娘が生後7カ月のときに復職。夫は残業で帰宅時間が遅く、平日はほぼワンオペ。子どもを寝かしつけたあとに、自分へのご褒美で食べるスイーツが大好き。

作画:ひのっしー

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

ベビーカレンダー編集部

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