1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「無駄遣いしてるよな」と問い詰めても否定する息子。だが、送られてきた課金金額一覧を見ると…【短編小説】

「無駄遣いしてるよな」と問い詰めても否定する息子。だが、送られてきた課金金額一覧を見ると…【短編小説】

  • 2026.2.15

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

身に覚えのない20万円の請求

平穏な日曜日の午後、私のスマホに一通の通知が届きました。それはクレジットカードの利用明細。

画面を二度見しましたが、そこには「20万円」という、恐ろしい金額が記されていたのです。

全く身に覚えがありません。しかし、一つだけ心当たりがありました。

数ヶ月前、息子のスマホで参考書を買うために、一度だけ私のカード情報を登録したことがあったのです。

「まさか」と思いつつ、友達の家に遊びに行った息子にメッセージを送ってみました。

「カード会社から20万円の請求が来てる。無駄遣いしてるよな」

「知らない。システムのバグじゃないの?」

「本当に心当たりない?」

「知らないってば!」

帰宅した息子を問い詰めても、「俺じゃないって言ってるだろ!疑うなんてひどいよ」と逆ギレする始末。あまりの堂々とした態度に、私の勘違いかとも思いましたが、釈然としません。

私はすぐにカード会社へ連絡し、詳細な利用明細をメールで送ってもらうことにしました。

数分後、スマホにメールが届きました。

利用明細が語る真実

そこには、大人気スマホゲームのタイトルと、数千円単位の課金が日に何度も繰り返された、履歴が並んでいました。

私は無言でその画面を息子の目の前に突きつけました。

「……あ」

先ほどまでの強気な態度はどこへやら、息子はみるみるうちに青ざめ、ガタガタと震え始めました。

「ごめんなさい。少しだけのつもりだったんだ」

ようやく白状した息子。逃げ場を失い、泣きながら謝る姿に同情の余地はありません。

息子は夫からスマホを没収され、この夏休みは返済のためにアルバイトをすることになりました。

嘘をつき通そうとした態度は許せませんが、自分の罪の重さを思い知った顔を見て、私の心は少しだけ晴れやかになったのでした。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる