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「離婚届いつでも出せるからな」といえば妻はすぐに謝ると思っていた→私は自分の軽い発言を後悔することに

  • 2026.2.12
ハウコレ

言葉は凶器になる。そんな当たり前のことに、私は気づいていませんでした。これは妻を脅し続けた私が、本物の覚悟を突きつけられたときのお話です。

父と同じ言葉

「離婚届、いつでも出せるからな」。気づけば口癖になっていました。喧嘩のたびにLINEで送りつけるその言葉。実は、私の父も母に同じことを言っていたのです。

それを聞いて育った私は、いつの間にか同じやり方を覚えていました。妻が黙って従ってくれるのを見て、自分が正しいと勘違いしていました。言葉で相手を支配することが、家庭を守ることだと思い込んでいたのです。

エスカレートする自分

料理の味、掃除の仕方、些細なことが気になると、つい「離婚」を持ち出す。妻はいつも「ごめんね」と謝ってくれました。その姿を見て安心する自分がいた。今思えば、最低でした。妻の謝罪は納得ではなく、恐怖からくるものだった。でも当時の私は、それに気づく余裕すらなかったのです。

突きつけられた現実

ある日、また妻に「離婚届、出すぞ」とLINEを送りました。帰宅すると、妻がテーブルの前に座っていました。
「あなたの印鑑だけだよ」。

「冗談だろ?」。情けない声が出ました。

何度も「離婚」と言っていたのは私が本物の離婚届を目の前にした瞬間、震えて止まりませんでした。「ごめん」。やっと出た言葉でした。

そして...

数日後、私は妻に全てを話しました。父と同じことをしていたこと、妻を支配していた自覚がなかったこと。「変わりたい」と伝えると、妻は言いました。「二度とあの言葉を使わないこと。使ったら、この届を出します」。その静かな覚悟に、私は何度も頷きました。あの離婚届は今も引き出しの中にあります。それは私への戒めです。言葉で人を傷つけることの重さを、私はあの日ようやく知りました。

(30代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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