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寒い冬の時季にほっと温まる、コルティナ地方の定番家庭料理。麦のプチプチ食感が楽しい「大麦のミネストラ」

  • 2026.2.8

2026冬季ミラノ・コルティナオリンピック・パラリンピックが開催!今回の舞台は、コルティナ・ダンペッツオ地方を中心とした北イタリア。イタリアの北部らしい、素朴でしみじみとおいしい郷土料理がたくさんある場所だ。今回ご紹介するレシピは、そんなほっとする家庭料理の一つ。温まるスープを食べながら、五輪の地に思いを馳せよう。

寒い冬の時季にほっと温まる、コルティナ地方の定番家庭料理。麦のプチプチ食感が楽しい「大麦のミネストラ」

※2023年2月4日に配信した連載『北イタリアの家庭料理』からの再配信です。

■“大麦のミネストラ”のつくり方

トレンティーノ=アルト・アディジェ州などで親しまれている料理だが、今回のオリンピックの開催地、コルティナ・ダンペッツオ周辺でも広く愛されている家庭料理だ。大麦と野菜がたっぷり。プリプリとした食感の大麦は、イタリア北部ではスープのほかにサラダなどにもよく使われる。水だけで煮込んだ滋味深さは、疲れた胃腸をやすめるのにもぴったり。


◇材料 (4人分)

大麦:100g(丸麦)
玉ねぎ:1/2個
にんじん:1/2本
セロリ:1/2本
ポロねぎ:1/4本(*)
じゃがいも:1個
パンチェッタ:40g
ローリエ:1枚
EXV.オリーブオイル:大さじ2
塩:適量
胡椒:適量
水:600ml~
シブレット:1束分(みじん切り)
パルミジャーノ・レッジャーノ:適量


*ポロねぎは太い長ねぎで代用しても可。

(1)下ごしらえ
大麦は塩少々を入れた湯で20分ほど下ゆでし、ザルにあけておく。玉ねぎ、にんじん、セロリ、ポロねぎは5mm角、じゃがいもは1cm角に切る。パンチェッタは5mm角に切る。

(2)蒸し煮する
鍋にオリーブオイルを入れて中火にかけ、パンチェッタを炒める。パンチェッタの色が白っぽくなってきたら、玉ねぎ、にんじん、セロリ、ポロねぎを加えて透き通るまで炒め、ローリエ、水を加える。沸いたら蓋をして弱火にし、30分ほど蒸し煮にする。

(3)じゃがいもと大麦を加える
2の野菜がしっかりとやわらかくなったら、じゃがいもと大麦を加え、じゃがいもがやわらかくなるまで10~15分煮る。水分が減りすぎたら適宜水を足す。

じゃがいもと大麦を加える
じゃがいもと大麦を加える

(4)仕上げ
塩、胡椒で味をととのえ、仕上げにシブレットを加えて器に盛る。好みでパルミジャーノをふって食べる。

完成
完成

――教える人

「山内千夏」

やまのうち・ちなつ●料理家。製菓メーカーで商品企画に携わった後、イタリアへ料理留学。以降、定期的に現地で家庭料理を学んでいる。湘南の自宅で料理教室を主宰。著書に『トルタ・サラータ イタリア式塩味のタルト』(文化出版局)など。


文:鹿野真砂美 撮影:宗田育子

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