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「最恐」のヒトコワ映画はいかが?『レクイエム・フォー・ドリーム 4Kリマスター』|2月注目映画

  • 2026.2.6

映画ライター・ムービージャーナリストのよしひろまさみちさんが、今月もマストな映画ニュースをモリモリお届けしますよ〜。まだまだ寒い2月、暖かい映画館で“最恐映画”でもいかが?

最恐のヒトコワ映画、4Kで帰ってきます 『レクイエム・フォー・ドリーム 4Kリマスター』 2月6日より全国順次ロードショー

トラウマ映画、絶望映画、後味最悪映画などなど。この手のワードで検索すると出てくる2000年の最恐映画『レクイエム・フォー・ドリーム』。この映画の後にアカデミー賞5部門で候補となった『ブラック・スワン』を監督したダーレン・アロノフスキーの初期傑作としてほまれ高いこの作品が、なんと4Kリマスタリングで帰ってきます。違法ドラッグにハマって抜けられなくなっていく人々を描くこの作品、公開当時は「覚醒剤、ダメぜったい」というのが主題とされてましたが、今観るとあら不思議。承認欲求と立身出世欲がもたらす害悪を描いた現代的な主題が浮き彫りに。しかも、この監督らしく、描き方はめちゃくちゃ淡々としているのに、観る人の不安だけをあおりまくるスタイルで、一度観始めたら最後の絶望までジェットコースター。おまけに4Kの精細な映像と音響で、没入感はオリジナル以上です。個人的には独創的なサウンドトラックが超お気に入り(フィギュアスケートの大会でちょいちょい使われてます)。

story_NY・コニーランド。ひとり息子のハリー(J・レト)と暮らすサラ(E・バースティン)の唯一の楽しみは、クイズ番組を観ること。そんな彼女にその番組のスタッフを名乗る男からの出演依頼の電話が。それをきっかけに、彼女とハリーなどの運命は、次第に狂い始め……。

監督:ダーレン・アロノフスキー/出演:エレン・バースティン、ジャレッド・レト、ジェニファー・コネリー、マーロン・ウェイアンズ ほか/配給:クロックワークス/公開:2月6日より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
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韓国のSF映画をリメイク 『ブゴニア』 2月13日より全国ロードショー

サイコパスの思い込みが、製薬会社社長の誘拐・監禁事件に発展するドタバタなSFサスペンスコメディ、2003年の韓国映画『地球を守れ!』。これを『女王陛下のお気に入り』などで知られるヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンによってリメイク!? オリジナル版が作られた当時は笑えた話も、今改めて作り直すと……笑うに笑えないリアル&シニカルなSFに。陰謀論に囚われた犯人たち、そして誘拐され頭を丸められたエマ・ストーンの鬼気迫る芝居。ともに強烈過ぎる面白さです。

story_巨大製薬企業を営むミシェル(E・ストーン)は、陰謀論者のテディ(J・プレモンス)と彼のいとこのドン(A・デルビス)によって誘拐・監禁される。犯人たちはミシェルが地球を侵略しようとする宇宙人だと信じており、彼女に地球から去るよう要求するのだが……。

監督:ヨルゴス・ランティモス/出演:エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、エイダン・デルビス、スタブロス・ハルキアス ほか/配給:ギャガ、ユニバーサル映画/公開:2月13日より、TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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text : Masamichi Yoshihiro
otona MUSE 2026年3月号より

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