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「ん?何かの間違いかな」映画館で突然蹴られた私の席。背後からの無数の蹴りを止めた私の決断

  • 2026.5.1
「ん?何かの間違いかな」映画館で突然蹴られた私の席。背後からの無数の蹴りを止めた私の決断

開演直前のシアターで起きた悲劇

ずっと心待ちにしていた大作映画の公開日。私はキャラメルポップコーンを片手に、期待に胸を膨らませて予約済みのシートへ腰を下ろしました。

客席はほとんど埋まっており、周囲の熱量も高まっています。

やがて場内の灯りが落とされ、スクリーンに新作映画のトレーラーが映し出された瞬間のことでした。

ガンッ。

突然、背もたれからズンとした重い衝撃が伝わってきました。

「ん?何かの間違いかな」

違和感を覚えてそっと背後を伺うと、そこにはシートに深く寄りかかり、両足をバタバタと振り回している子どもの姿がありました。

さらに驚いたことに、同行しているはずの親は手元のスマホ画面に釘付けで、我が子の蛮行には一切気づいていません。

ガンッ、ガンッ。

私が前を向いた後も、背中へのリズミカルな蹴りは一向に止む気配がありませんでした。

貴重な休日を使って、決して安くないチケットを購入したというのに。この状況が続けば、映画の世界に浸るどころか、ただひたすら苛立ちに耐えるだけの苦痛な時間へと変わってしまいます。

一瞬の勇気が取り戻した至福の時間

周囲がさらに暗闇に包まれ、ついに本編のカウントダウンが始まろうとしていました。

これ以上は絶対に耐えられない。限界に達した私は腹をくくり、しっかりと後ろを振り返りました。

「あの、ちょっといいですか」

いまだスマホから目を離さない親の顔をジッと見つめ、私はなるべく冷静なトーンで告げました。

「先ほどから足がガンガン当たって非常に痛いので、やめさせていただけませんか」

静かながらも怒りを滲ませた私の声に、親はビクゥッと体を震わせてこちらを見ました。

「ひぃっ……大変申し訳ございません!」

顔面蒼白になって平謝りすると、親は慌てた手つきで子どもの両足をガッチリとホールドしました。

すっかり縮み上がった親と、動きを封じられて静かになった子どもを確認し、私の胸のつかえはようやく取れたのです。

それから映画のエンドロールが終わるまで、背後からあの不快な衝撃が襲ってくることは二度とありませんでした。

不満を黙ってやり過ごすのではなく、言うべきことをしっかり伝える。ほんの少しの行動を起こしたことで、私は無事にスクリーンの世界を堪能することができたのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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