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義母「仕送りはまだなの?」私「振り込んでますが…」毎月15万の仕送りは一体どこに!?追及した結果、青ざめたのは

  • 2026.2.4

私たち夫婦は、周囲からは「堅実な共働き家庭」と思われていたはずです。共働きで家計を支え、義母への仕送りも欠かさない――波風立てぬよう積み上げてきた日々の裏側で、目に見えない亀裂が深く入っていることに私は気づけませんでした。

3年前、夫の勤務先で業績悪化がありボーナスが全額カット。 私は彼を支えると決めていたので、家計の約8割を私の給料でまかない、夫が独身時代から続けていた実家への仕送りも、私の収入から捻出することに同意したのです。

当初、義母への仕送りは月10万円でした。しかし1年ほど前、夫から「母さんのマンションの管理費が改定され、家賃も上がった。15万円に増やせないか」と相談を受けました。私は迷いましたが、「長年苦労した母親に、今の生活を維持させてやりたい」という言葉を信じ、毎月15万円を夫に現金で手渡しするように。義母は「嫁から直接お金をもらうのは気が引ける」と言っていたそうで、実の息子である夫が自分名義で振り込むという形をとることになったのです。

しかし、シフトの都合で珍しく早上がりした日――。 帰宅途中の私のスマホに、義母から突然の着信が。出てみると義母の悲鳴に近い怒号が響きわたりました。

「いつになったらお金を振り込むの! もう電気が止まるって通知が来てるのよ!」

そんな義母の言葉に、私は駅のホームで凍りついたのです……。

夫への違和感でほころび始めた日常

私は職業柄、金銭管理には慎重でした。日ごろの入出金管理はもちろん、義母への仕送り分についても夫に手渡した日付、金額を詳細に記録し、銀行の利用明細もすべてファイリング。

夫には「振込完了画面のスクリーンショットを撮っておいてね」と頼んでいましたが、ここ数カ月は「仕事が忙しくて……」「スマホの調子が悪くてうまく撮れなかった」などの言い訳が続いていました。

不安になり「私が直接振り込もうか?」と提案しましたが、夫は不機嫌になり、「実の息子からもらったほうが波風立ちにくいだろ」と拒否。そう言われて、私はうなずくしかなかったのです。

そんななかでの、義母からの連絡。

「もう何カ月も仕送り来てないわよ! 」

「家賃も払えないし、今すぐ振り込んでちょうだい!」

「いや、振り込んでるはずですけど……」

「嘘つき!」

詳しく話を聞くと、数カ月前から仕送りが途絶えがちになり、直近3カ月は1円も入金されていないとのこと。義母の生活は年金だけではギリギリで、仕送りが止まれば即座に困窮する状態だったようです。

義母は当初、夫に何度も連絡していましたが、夫はその都度「仕事が忙しくて振込を忘れているみたいだ」「妻が『今月は急な出費があったから仕送りできない』と言っている」と、すべての責任を私に転嫁していたそう。

しかし、困り果てた義母が、私に直接連絡しようとすると、夫はあわてた口調でそれを止めたそう。

「あいつ今、仕事の繁忙期で精神的に参ってるみたいでさぁ……母さんから催促されたら、逆ギレして仕送り自体やめちゃうかもしれない。だから、ここは俺に任せといてくれない?」

義母は息子である夫の言葉を信じ、私に直接連絡するのを控えていたそうです。

「だから大人しく待ってたのに……督促状も届くし、家賃もこれ以上待てないって大家さんに言われるし!」「嫁のくせに出し惜しみして、私を路頭に迷わせるつもり!?」

そう言われても、私は夫へ毎月15万円手渡ししているのです。いくら説明しても、頭に血が上った義母に私の声は届いていないようでした。

帰宅後、私はリビングのソファに深く沈み込みました。心臓の鼓動が耳元でうるさく響き、指先の震えが止まりません。

私が必死で働き、将来のためにと節約を重ねて捻出してきた月15万円は、一体どこへ消えたのか――電話の義母の声は、嘘をついているようには感じられませんでした。とすると、思い当たるのはただ1人。


帰宅した夫に義母から電話があったこと、そして直近3カ月の仕送りを手渡しした証拠を突きつけると、彼は最初、乾いた笑いを浮かべてこう言いました。

「母さんの勘違いだよ。最近、物忘れがひどくなったみたいでさ、本格的にいろいろ考えたほうがいいかもなぁ」

実の親に対しての物言いとは思えず、私は絶句しました。しかし、このまま引き下がるわけにもいきません。

「……じゃあ、私、明日休みを取って、お義母さんと一緒に銀行に行って入出金履歴を見て来るよ。もし合わなければ、大問題だよね? その時は警察とか、専門家に相談してくるね」

そう告げると、夫の顔から急速に血の気が引いていきました。そして、ついに真実を白状したのです。1年ほど前の家賃の値上げなど、存在しない嘘でした。最初の数カ月は差額の5万円だけを使い込み、高級な釣り竿や後輩や友だちとの飲み代に消えていました。その後、徐々に使い込む額が増え、直近の3カ月は15万円の全額をギャンブルに使い果たしていたのです。後日、義母の通帳と私の記録を照合して精査した結果、夫が使い込んだ金額は115万円に達していました。

「……お前は稼いでるからいいだろ」「俺だってストレス解消しなきゃ。お前がたまにデパートで化粧品を買うのと変わらないだろ? 俺がちょっとくらい好き勝手やったって、バチは当たらない」


そう開き直った夫の言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが弾けました。

「私が……私が毎日、どれだけ我慢して……!」

声が震えて、涙が止まりませんでした。

夫はあわてたように「泣くなよ、大げさな」と言いましたが、その言葉がさらに私の怒りに火をつけました。


「大げさ? あなたは私を……私のお金をだまし取ったのよ! しかも、お義母さんからどれだけ罵られたかわかる?」

怒りと悲しみで全身が震えました。私が必死に守ろうとしていたものはなんだったのか……今までの夫婦生活がとても空虚なものに思え、ひどく孤独を感じました。

その夜、私は泣き疲れて眠りにつきました。しかし翌朝目覚めたときには、涙は完全に乾いていました。

夫と義母との最終対決

それからすぐに、私は行動を起こしました。以前仕事で面識のあった弁護士の事務所を訪ね、私から夫に現金を手渡ししていた記録を提示。

弁護士から義母の通帳の写しも必要だと言われたので、義母に電話してお願いしました。義母は最初渋りましたが、「私も被害者です。消えた仕送りがどこに行ったのか、きちんと確認しないと大事になりますよ」と淡々と伝えると、最終的に通帳のコピーを送ってくれました。

それをもとに弁護士が作成してくれた合意書には、総額115万円の返済計画が記されていました。それとは別に、詐欺行為と精神的苦痛に対する慰謝料、そして即時の別居と離婚条件が記載された書類も作ってもらいました。

数日後、夫を弁護士事務所に呼び出し、弁護士にも同席する中で離婚届とともにその2通の書類を夫の前に置くと、夫は顔面蒼白になり、声を荒げました。

「たかが、月数万のことだろ! 家族の問題なんだし、大ごとにするなよ!」

私は冷静に、「これは私の個人資産をだまし取ったこととなんら変わらないよ。この書類にサインしてくれないなら、私は訴訟を起こしたっていい。そうなったら、すべて公的な記録として残ることになるかもしれない」と告げました。

「……裁判だけはやめてくれ。それだけは、本当に困る……」

夫は脂汗を流し、蛇ににらまれた蛙のように硬直していました。弁護士が淡々と「合意できないなら、次の手続きに移らせていただきます」と言うと、夫は震える手で、ようやく書類にサインしてくれました。


その翌日――。

引っ越しのため、荷造りを進めている私のもとに義母が押しかけてきました。最初は居留守を使うつもりだったのですが、インターホンを何度も鳴らされ、「お願い! 話を聞いて!」という声が廊下に響き渡っていたので、応対せざるを得なかったのです。

念のためボイスレコーダーを起動させ、ドアチェーンをかけたまま少しだけドアを開けました。すると、義母はドアの隙間から縋りつくように両手を合わせ、涙を流しながら懇願してきたのです。

「あなたがいなくなったら、私はどうすればいいの! お願い、もう一度だけチャンスを……あの子は私が厳しく叱るから!」

私は深呼吸してから、落ち着いた声で答えました。

「お義母さん、私にできることはもうありません。息子さんが稼いだお金をどう使うかは、これからはお2人で話し合ってください。今後のご連絡は弁護士を通してお願いします」


私の言葉を聞くなり、義母の表情が一変しました。

「あなたと別れたら、私の生活はどうなるの! あなたには稼ぎがあるんだから、少しは年寄りを労るのが義務でしょ! 今までよくしてあげたのに……恩知らず!」


私は少し悲しい気持ちになりましたが、静かに答えました。

「お義母さん、私はこれまで精いっぱいやってきたつもりです。でも、私にはもう無理です。ごめんなさい」

そしてドアを静かに閉めました。

その後――。

事情を知った私の両親は激怒し、元夫に電話をかけ、「娘を財布扱いするとは何事だ! 二度と顔を見せるな!」と叱責したそう。元夫の会社でも離婚理由が少しずつ広まっているようで、元夫は同僚や後輩から距離を置かれ始めているそうです。

共通の友人たちによると、元夫の金遣いの荒さは噂になっていたそうです。「居酒屋で後輩におごりまくったり、次々に新しい釣竿を買ったり……どこからそんなお金出てるんだろうって思ってた」と友人の1人は苦笑いしていました。

離婚後、元夫から突然こんなメールが届きました。

「助けてくれ。母さんが俺の給料を全部持っていくんだ。釣り道具も全部売られた……お願いだ、もう一度やり直せないか」

元夫は義母のマンションに転がり込んだものの、私への返済と慰謝料の支払い、そして義母の滞納分の支払いで首が回らない状況とのこと。助ける義理もないので、私は一瞥したあとすぐに削除しました。


私は現在、都内の静かなマンションで1人暮らしをしています。自分で稼いだお金を、自分のためだけに使い、誰にも搾取されない生活――ただそれだけなのに、こんなにも清々しい気持ちで過ごせるようになるとは思いませんでした。


一度どん底を味わい、自分の尊厳を取り戻すために戦った経験は、今の私にとって揺るぎない自信となっています。もう二度と、我慢してまで誰かの身勝手な欲望を満たすようなことはしません。私は私の手で、この静かな暮らしを大切にしていくつもりです。

【取材時期:2025年12月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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