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自分の心が躍る「◯◯活」を取り入れることで、生活全体が潤う【人生が豊かになる言葉の選択 vol.115】

  • 2026.2.4

京都「両足院」の副住職、伊藤東凌さんは「“言葉”は捉え方次第で、人生をもっと豊かにすることができる」と言います。視点を変えることで選択肢が増え、視野が広くなる。そして、自分自身で選んでいくことで、心がもっと成長する。毎週水曜日に配信するこの連載【人生が豊かになる言葉の選択】では、そんな、プラスの循環へと繋がる思考の変換方法を学んでいきます。

現代のお坊さんが説く“人生を豊かにする、言葉の選び方・捉え方”とは? 今回は、生活が潤う「◯◯活」について。

誰かを応援する気持ちが、人生を豊かにする

Yuna Yagi

先日、家族で七輪焼きの店に食事に行った際、声のかけ方や間合いがとても心地いい店員さんがいて、すっかりファンになってしまいました。客席全体にさりげなく目を向けていて、「イカの焼き具合、そろそろいい感じですよ。いまが一番おいしいです」などと声をかけてくれる。「この人のサービスを受けるために、またこの店に来たい。この思いが高じると“推し活”になるのだろうか」と感じたものです。

共感する人の人生をなぞることで、新たな気付きがうまれる

最近は、推し活、朝活、終活、ポイ活など、「◯◯活」という言葉をよく耳にします。活動に名前がつくことで、それまで個人的で曖昧だった行為が、前向きで意味ある活動として立ち上がってきます。推し活という言葉が生まれたことで、それまでオタクといわれていたような、特定の人を熱心に応援したり会いに行くことが肯定され、一般化したことが象徴的です。そしてこの推し活、宗教の聖地巡礼にとてもよく似ています。聖人が歩いた道をたどり、同じ空気を吸い、心を重ねる。対象は違えど、強く心を寄せる相手の足跡を追っていくという構造は同じです。

あなたも、趣味や個人的な活動に〇〇活と名前を付けてみませんか? 身近な例では、ロボットが好きな私の友人は「ロボ活」で海外の展示会にまで足を運んでおり、トレイルランニングが趣味の仕事仲間は「山活」と称して日本各地の山を走ることに夢中になっています。新しく生まれた「〇〇活」という言葉の力を使って、小さな楽しみをより大きく、温度感を上げながら膨らませていきたいものです。

<読者のみなさんのお悩みを募集します!>
人間関係やキャリアについてなど、読者のみなさんのお悩みに、伊藤東凌さんがお答えします。こちらに必要事項を明記の上、ご応募ください。採用されたご相談内容に関しましては、同メディアの企画内で解決方法をご提案させていただきます。

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