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「お前はおもろい」浜田雅功の言葉に救われた…。気づけば40歳のJOY、「来年消えるタレント」常連を脱却し“地盤”を固めるまで

  • 2026.3.17
JOY(ジョイ)/群馬県高崎市/1985年4月15日生まれの40歳
JOY(ジョイ)/群馬県高崎市/1985年4月15日生まれの40歳

かつて「チャラ男」キャラで一世を風靡し、バラエティ番組に欠かせない存在となったタレントのJOY。そんな彼も不惑の40歳を迎えた。2026年1月には所属事務所を退所して独立したことを報告しており、人生の大きな転換期に立っている。今回、独立後の出来事から、かつて死を覚悟した大病の記憶、そして愛する家族と共に目指す「地元・群馬への移住」まで、現在の心境に迫った。

「来年消えるタレント」からの逆転劇

思い出の地、渋谷センター街(バスケットボールストリート)ではしゃぐJOY
思い出の地、渋谷センター街(バスケットボールストリート)ではしゃぐJOY

――独立して最初の朝はどうでしたか?

【JOY】カッコいいこと言いたいところですが、いつも通りの朝でした。娘に「JOY!」って呼び捨てにされながら起こされるという日常の風景です。彼女、僕のこと名前で呼ぶんです。

――娘さんに名前で呼ばれているんですね(笑)。

【JOY】そうなんです。「JOY、JOY」と。

――2018年のインタビュー記事では、当時を「地盤を固める時期」と話されていました。

【JOY】あのときは本当に、いつ仕事がなくなるかわからない状況でした。毎年「来年消えるランキング」とかに入っていたし。でも一つひとつの現場で結果を出して、スタッフの方々に「JOYならこれくらいの役割を果たしてくれる」と信頼していただける実績を積み上げ、ようやく地盤が固まった。それで「もう外へ飛び出しても大丈夫だ」と思えたのが最近のことです。

大物芸能人から贈られた「忘れられない言葉」

――実績という面で「評価された」と思ったエピソードを教えてください。

【JOY】(ダウンタウンの)浜田(雅功)さんには、収録の裏で「お前おもろいねんから、好きにやってええよ。なんかあったら俺がなんとかしたるから」と言ってもらえて。あれはめちゃくちゃ自信になりました。先日も、さんまさんとマツコさんとお仕事をしたんですけど、さんまさんが楽屋で「おもろかったわ」って言ってくれたり、マツコさんも妻に「あんたの旦那、今いいわよ。この男、いいわよ」って言ってくれたりして。数多くのタレントを見てこられた方々にそう評価していただけるのは、本当にうれしいし光栄なことです。

――「来年消えるタレント」の常連だっただけにうれしいですよね。

【JOY】現場の人たちに認められるのは、本当に自己肯定感が上がりますね。

吐血し死を覚悟した15年前の壮絶な闘病経験

――芸能界を生き抜くにあたって、15年前の結核の経験は影響していますか?

【JOY】あれは本当に死にかけました。半年くらい咳が止まらなくて、病院に行っても「風邪ですね」って言われ続けましたが、最終的に吐血してしまって…。夜間救急でレントゲンを撮ったところ肺が真っ白になっていたんです。「よく生きてましたね」って言われるくらいの末期状態での発覚でした。

――仕事にはどんな影響が?

【JOY】3カ月間の入院と、完治まで1年の期間を要しました。その間、仕事はゼロになりました。でもあのどん底を経験しているからこそ、仕事がなくなる怖さは、“命を失うこと”に比べれば些細なことだと思えるようになりました。だから今回の独立も恐れずに決断できたんだと思います。

ライバルにして戦友・ユージへの本音

――似た者同士のタレントとして比較され、「どっちがどっちかわからない」なんてネタにされることも多かったユージさんとの関係はいかがですか?

【JOY】お互いに大人になりましたね。昔はキャラ被りを気にして自分の立ち位置を確保しようと必死でしたが、今はユージがコメンテーターやパパキャラ、自分はバラエティというふうにすみ分けができています。ただ、いろいろな方から「何でユージはあんなに資産があるんだ?」と聞かれます(笑)。大物芸能人の方からも「JOY、あいつの資産運用はどうなってるの?」と探りを入れられますが、僕が一番知りたいくらいですよ(笑)!

これからのテーマは「群馬移住」と「Enjoy」

――いつのまにやら40代…、いまの自分にキャッチコピーをつけるなら?

【JOY】「Enjoy(エンジョイ)」ですね。名前はJOYなのに、これまでは結果を出すことに必死すぎて、心から楽しむ余裕がありませんでした。これからはもう少し肩の力を抜いて、活動を楽しんでいきたいと思っています。

――群馬への移住を検討されているというお話は、本気なのでしょうか。

【JOY】本気です。先日も地元・高崎に土地を見に行っていました。新幹線で高崎駅に降り立った瞬間に、肌感覚で心が落ち着くのを感じます。やっぱり東京での生活って、知らず知らずのうちに気を張って疲れてしまう部分があるみたいです。

――奥様は移住についてどのようにおっしゃっていますか?

【JOY】妻も賛成してくれています。「もし仕事がなくなって、5畳一間の部屋に住むことになっても大丈夫?」と尋ねたら、「狭い部屋の方が家族の距離が近くなるし、温かそうでいいじゃない」と言ってくれたんです。そんな最高のパートナーがいてくれるからこそ、何があっても大丈夫だと思えます。

“絶対に叩かれる”からやめて!

【JOY】実は、昔は父に「ジョイボーイ」って呼ばれてたんです。『ONE PIECE』が流行るずっと前から。だから、これからは本当の意味で「Enjoyするジョイボーイ」として生きていきます(笑)。

――記事のよいタイトルになりそうですね。「俺がジョイボーイだ!」というのはどうですか?

【JOY】それだけはやめてください! エゴサしたときに絶対に叩かれるから(笑)!

取材・文:有賀俊澄

撮影:若狭健太郎

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