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「裏で何て言われてる?」復帰後の“呼び出し地獄”に謝り倒す日々…職場への引き目に苛まれたママは?<それも保育士の仕事でしょ?>

  • 2026.2.4

音喜多あいかは独立を夢見ながらエステサロンに勤める1児のママ。息子のはるとくんは保育園に通っていますが、保育時間の規定を超えて子どもを預け、休日保育の利用も頻繁。発熱した息子のお迎えにも面倒そうな態度を見せ、ついには解熱から24時間は登園を控えるという感染症対策のルールを破ろうとする始末……。その裏には、誰にも頼れない孤独感があったのです。
はるとくんの誕生前、あいかは職場の店長候補に挙がっていることを知りますが、直後に妊娠が判明。夫の「できることは全部やる」という言葉を信じて出産を決めたものの、激務の夫は育児に目もくれず、ワンオペを強いられたあいかは憔悴……。疲れきった自分の姿に職場復帰への不安が募りますが、生後5カ月を迎えたはるとくんが保育園に入園するのと同時に復職します。

あいかは保育園の先生から「今日から職場復帰ですよね? 頑張ってくださいね」と声をかけられ、さらに職場の同期であり店長のさえは育児と仕事の両立に苦悩した自身の姉とあいかの姿を重ね、「何でも相談してね」とエール。

2人の言葉に背中を押され、育児と仕事の両立をスタートさせますが……?

入園から1カ月、慌ただしくも充実した毎日だったのに…?

保育園から電話がかかってくるたびに職場の人たちに頭を下げてはお迎えを急ぎ、しかし、病院を受診すると毎度のように「大したことない」……。

体調不良のはずのはるとくんもケロッとした表情を見せ、仕事の早退や休みが続いていることに後ろめたさを感じるあいかは苛立ちを募らせるのでした。

子どもの急な体調不良による早退や休業……。育児と仕事を両立する親にとって、大きな悩みの種ですよね。職場の人は理解を示してくれていても、あいかと同じように「表面ではああ言ってるけど、本当はなんて思われてるんだろう……」と不安になった経験のある人も少なくないはずです。

はるとくんがそうだったように、特に生後6カ月を過ぎると体調を崩しやすくなる傾向にあります。生まれたばかりの赤ちゃんは、ママのおなかの中でもらった免疫に守られていますが、その免疫は成長とともに少しずつ減少。個人差はありますが、ママから受け継いだ免疫がほとんどなくなる生後6カ月から1歳くらいまでは、特に病気にかかりやすい時期と言われているのです。

さらには保育園に通い始め、集団生活が始まると、これまでは接することのなかった病原体にも接することになり、やはり体調不良を起こしやすい一因に。その一方、ママから受け継いだ免疫がなくなると、今度は子ども自身の免疫が発達し始めます。

つまり、この免疫の入れ替わり時期や、保育園や幼稚園に通い始めた時期は、急な体調不良が頻発しても仕方のないこと。子どもの成長過程における生理現象であり、子どもの体調不良による早退や休業が続いたとして、親が引け目を感じる必要はないのです。

とはいえ、あいかのように苦しい思いをしているママやパパがいるのも事実です。これを少しでも改善するには、共に働く人たちも「子どもの急な体調不良は仕方なく、むしろ当然のこと」という知識と認識を持つことが大切。また、受診した病院で「大したことない」と言われても、親自身が「大丈夫だった、よかった」と前向きに捉えることも必要です。

「病院を受診したところで、また大したことないと言われるだけ」と受診を控えた結果、わが子の体調が悪化してしまったら、誰よりも後悔するのは親自身。そして、共に働く同僚のお子さんが病気になって喜ぶ人はおらず、多くの人が心配するはず……! そんなふうに捉えられたなら、職場への後ろめたさも少しは解消されるのではないでしょうか。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。


著者:マンガ家・イラストレーター まえだ永吉

ベビーカレンダー編集部

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