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いじめっ子の母親「うちの子は将来大物になるから♡」でも数ヵ月後 → 親子が引っ越した『驚きの理由』

  • 2026.2.2

子育てをしていると、子ども同士のトラブルに直面することもありますよね。ときには双方の親が話し合ったり、謝罪しないといけない場合もあり、親の良識も試されます。今回は、筆者の知人が体験談を聞かせてくれました。

画像: いじめっ子の母親「うちの子は将来大物になるから♡」でも数ヵ月後 → 親子が引っ越した『驚きの理由』

同級生とのトラブル

半年ほど前のことです。
小学校2年生の息子が、腕に大きな青あざを作って帰ってきました。

聞けば、クラスで乱暴な振る舞いが目立っていたA君に突き飛ばされて、机にぶつかったとのこと。
A君とは、これまでも何度かトラブルがありました。
そのたびに息子は怪我をして帰ってきています。

子ども同士のことだから……と様子を見ていましたが、あまりに頻度が多く、息子の心身への影響が不安になった私は、学校に相談し、A君の保護者の方と話し合う機会を設けていただきました。

信じられない主張に絶句

話し合い当日。
てっきり、怪我をさせたことへの謝罪があるかと思っていましたが、A君の母親の口から出たのは、「男の子なら日常茶飯事でしょ?」という驚きの一言でした。

さらに、

「うちの子は将来大物になるから気が強いのよね~。リーダーシップがあるってことじゃない?」

と、困惑する私をよそに、どこか誇らしげに語ったのです。

相手の痛みを想像することよりも、目に見える強さを優先するようなその考え方に、私は強い違和感と、言葉が通じない寂しさを感じ、「同じ親なのに、この人とは通じ合えない……」と背筋が冷たくなるのを覚えました。

「強さ」のあり方を考えさせられた出来事

しかし数ヶ月後、思いも寄らない噂が耳に入りました。

なんと、A君の父親が経営する会社が、深刻なパワハラ問題で訴えられたというのです。

詳しい事情は分かりませんが、力で相手を従わせるという価値観が、家庭の外でも大きな摩擦を生んでしまったのかもしれません。

彼女が語っていた「リーダーシップ」の定義と、社会で求められる信頼関係のあり方との間に、大きな乖離があったのだと気づかされました。

本当の強さとは何か

その後、A君の父親は会社をたたみ、実家のある地方へと家族で引っ越していきました。

今回の件を通じて、私は「強さ」という言葉の意味を深く考えさせられました。
暴力や圧力を「強さ」と履き違え、他人の痛みに無頓着でいることは、長い目で見れば自分自身や家族を孤立させてしまう可能性がある。
その現実を目の当たりにし、言葉の重みを実感しています。

大物じゃなくていい。
凡人でも構わない。
立派な肩書きよりも大切なことがあるはずです。

私は今回の経験を忘れず、息子には、他人の痛みがわかる、本当の意味で「強い」大人になってほしいと、心から願っています。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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